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漆の器

木製の漆の器がよく、お化粧の匂いがします。 家族が化粧の付いた手で触れるのが移るのだろうと思います。 しかし他の食器はそんなことはありません。 もしかして、漆の器ってにおいを吸着しやすい特性でもあるのでしょうか?

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回答No.1

元プロダクトデザイナーです。 漆と言われているものでも、ほとんどが、合成の塗料が混ざったものが多いです。 溶剤としてのシンナー系であったりが、香ったものかもしれません・・・ 純粋な漆での器は、6ヶ月ぐらいしないと完全には乾燥、つまり硬化しないので、そこに化粧品の香りがつくこともありえるかと・・・ プラスチック、樹脂の器でも、匂いや色は浸透しやすいのはあまり変わらないかとも思います。 ”漆器の使い方&お手入れQ&A。選び方・カビ・修理までを徹底解説” ”天然漆は使うほどにツヤが出てきますし、漆器はしまいこむとツヤが消え、カビや乾燥の心配があります。自分用には高品質なものを愛用するのがいいと思います” ”ごくまれにですが、塗りたてのものはにおいがする場合があります。蓋つきの容器は蓋を開けた状態で2~3日程度風にあてましょう。茶筒の場合は、古いお茶っ葉を入れて1週間ほどおけばOK。” https://mi-journey.jp/foodie/32430/ ”漆の匂いは、ほんとうは甘くて少し渋い香りです。樹脂ですから。そこに、黒色にするには酸化鉄を、朱色にするには水銀や顔料や紅殻(私は染料)を混ぜます。できる限り、きっちりと固まってから、お客さまにお渡ししています(時には1年かかります)。そんなわけで、一般的に思われている「漆の匂い」はありません。逆にそれでウレタンだと思われてしまったこともあるくらいです。 一般的に思われている「漆の匂い」は、シンナーと似た匂いとしてイメージが定着しています。なぜそうなのかというと、石油由来の有機溶剤を漆に混ぜているからです。石油由来の液体は、揮発性があります。わかりやすいのはシンナーでしょう。現在でも、出荷前に石油くささを飛ばすために、一晩か二晩か放置しておく漆器製造業者もいます。揮発性があるので、それくらいでいいのではないかと思います。 箱を開けて、鼻をつくというか「むっ」とするというか、あの匂いがするものは揮発物質を使っています。ペンキやウレタンと同様、自然界に存在しなかったものなので人体に悪影響なのは当然。シンナーを吸っているようなものですからね。その匂いを飛ばしてから出荷しているのです。「漆独特の匂い」を知っている人はとても少ない。でも漆器には何か匂いがある。というわけで、漆の匂いはシンナーの匂いと似ていると思っている方が多い。” http://shikki.blog66.fc2.com/blog-entry-426.html ”漆のアトマイザーというと、これまでも金属素材のアトマイザーに漆風の塗装が施されたものは見られましたが、木製素材に 天然漆を施す伝統的な漆器づくりのノウハウを生かした製品はほとんど存在しませんでした。当社では、越前漆器の産地職 人による伝統的な漆器づくりの技法を最大限に用いてアトマイザーを完成させることにこだわりました。” http://www.yamakyu-urushi.co.jp/shikki/229_232/ ”人気おすすめ【漆器】の商品20選!漆の重ね塗りで漆器は長持ち” https://kaumo.jp/topic/79750 ”漆芸プロの技 「塗り・研ぎ・磨き」ビデオ プロモーション映像” https://www.youtube.com/watch?v=ImfbW3mFH88 こちらも参考に! 「漆塗り」「匂」に関する質問と回答 https://okwave.jp/searchkeyword?word=%E6%BC%86%E5%A1%97%E3%82%8A%E3%80%80%E5%8C%82 良い器に出会えますように 参考になれば幸いです。

参考URL:
https://kaumo.jp/topic/79750
gesui3
質問者

お礼

昔の結婚式引き出物で高級品です。 漆自体の匂いではないのですね。 どこで、どう付いたのやら・・・。

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