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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:イオン窒化するワークに溶接箇所がある場合)
イオン窒化するワークに溶接箇所がある場合
このQ&Aのポイント
- イオン窒化(プラズマ窒化)の方法で処理可能なワークとして、10個のネジがTIG溶接されたSUS430製の板状のワークがあります。
- これに対して、イオン窒化処理が行えるのかどうかについて、質問しています。
- もし、溶接箇所の存在が処理不可とされる場合は、その理由についても教えていただきたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
窒化範囲によりけりと思います。 窒化自体はプラズマにより窒素原子を加速し母材に打ち込むことで表面に窒化物層を作るものなので溶接箇所が有っても大丈夫と思います。 でも、ネジは普通SUSーXM7が多いので反応条件がSUS430と違うと思うので窒化物層の厚さは違ってきそうです。 また、ネジおよび溶接ビードは窒化による表面脆化は好ましくないので、マスク処理したほうが良いかもです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 ネジもsus430にすれば間違いないかもですね。 またビードにマスクは検討してみます。 参考になります。ありがとうございました。
補足
調査したところ、溶接箇所の周辺に酸化スケール層などが生成されていることがあり、そこからイオン窒化炉の雰囲気内に望ましくないガスが発生すると処理が不安定になる懸念があることから、できるだけイオン窒化処理する品物には溶接箇所がない方が良さそうな見解もあるようです。 対策として、イオン窒化処理後に溶接するなどがあり、その場合は溶接予定箇所には窒化層が生成されないようにマスクすることが望ましいようです。