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「頂戴」は「いただく」より丁寧でしょうか
- 日本語を勉強中の中国人ですが、「頂戴」のほうが「いただく」よりも丁寧でしょうか。
- ビジネス敬語の本によると、名刺をもらう時には「頂戴します」を使うようですが、私は「頂戴」の方が赤ちゃんに何かくださいという響きを感じます。
- また、プレゼントをもらった時も「頂戴」を使った方がよいのでしょうか。質問文に不自然な表現があれば教えていただきたいです。
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ayayukiさんへ 私は、ビジネスでも「ありがとうございます」といいます。 これで十分だと思いますよ。 私は名刺をもらう時、プレゼントをもらう時などに 「頂戴します」「それでは、遠慮なくいただきます」 とは言わないです。 これでも私は、外資系企業で管理職をしています。 で、理由は3つあります。 1つの理由は「頂戴します」というのは、 「遺憾(いかん)です」と同様に、何を言っているのかわからない。 難しい言葉を使えば使うほど、こちらの気持ちが伝わらない。 「遠慮なくいただく」っていうのは、 ためらいなく受け取るってことで、感謝の気持ちがそこにはない。 2つ目の理由は、自分の感謝の気持ちを素直に出して、 元気に「ありがとうございます!」って言うほうが好きだから。 「ありがとうございます」と言われた相手は、喜びます。 感謝されて気分を害する人はいないですからね。 3つ目の理由は、コミュニケーションをシンプルにしたいから。 自分の気持や意見を、最低限のマナーで簡単な言葉で伝えたいからです。 もちろん、職場ではタメ口を使っていません。 自分よりも年下の人たち、後輩の人たちや部下にも 全員に平等に丁寧語(これをお願いしますとか、 この件はどうなりましたか?など)を使っています。
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- 15-mama
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私も「ありがとうございます」を使っていました。 頂戴します、は男性がかなり偉い方からいただいている姿を想像します。 かなりかしこまった感じじゃないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。とても参考になりました。
補足。誤解があるといけませんね。 ぼくは「やくざ」な大学教員なので,「堅気(かたぎ)」のビジネス敬語はよく知りません。おなじ日本語ネイティヴでも,社会的立場で使う用語がちがうことがあります。 あなたが「堅気の社会」でうまく世渡りをしたいのならば,その社会の用語を使ってください。まあ,せいぜい「ビジネス敬語」とやらの,卑しい商人言葉(あきんどことば)を習得してください。
お礼
再びありがとうございます。
>名刺をもらう時に、「いただきます」はNGで、「頂戴します」を使うようです。 あらまあ。ぼくは何十年ものあいだ,自分の名刺も差し出しながら,「ありがとうございます」で通してきましたねえ。 「頂戴する」と「いただく」は,ほぼおなじでしょう。なぜなら,「いただく」は漢字で「頂く」と表記するからです。これにおなじ意味の「戴」をくっつけて,「くどく,いかめしい漢語」にしたのが「頂戴」です。 ・名詞や物品などは,どちらでもいいと思います。ただし,もらった物品には「頂き物」という成語があり,「頂戴物」は不自然です。 ・食事を始めるときの挨拶としては「いただきます」だけです。 ・小言(こごと)には,「小言を頂戴する」という成句があります。
お礼
早速ご回答いただきありがとうございます。いい勉強になりました。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。ご意見はとても参考になりました。