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イットリアの小径穴加工に最適な工具は?
- イットリアの小径穴加工におすすめの工具について知りたいです。
- マシニングセンターと超音波ユニットを使用して、イットリアにφ0.3の穴を深さ5.0㎜程度あけたいです。
- どのような工具が最適でしょうか?
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もしお急ぎなら三菱マテリアルの硬脆材用ドリル「DC-BSS」の標準品(φ0.3×3)を買ってきて首下延長という手がありますが、正直言ってそもそもDC-BSSはあまり切れ味が良くありません。 イットリア自体は加工経験がありませんのでその辺よく分かりませんが、アルミナなどに比べれば加工しやすそうなので多少切れ味悪くても問題無いんじゃないかとは思います。 もし多少のお時間が掛かっても大丈夫なのであれば、ユニオンツールのCVDダイヤモンドコーティングがかなり有望です。ユニオンさんは元々PCB用ドリルのメーカーですから小径ドリルも得意です。 こちらも残念ながら標準品(UDCMX)ではφ0.4×4からとなっていて、そのまま使えるサイズがありませんが、特注で製作を依頼すれば対応はして頂けるでしょう。 余談ですがその昔ノーザン精密というベンチャー企業がありまして、検索すれば当時の記事が色々見つかると思いますが、そこのCVDダイヤモンドコーティングのドリルはとても素晴らしかったです。様々な硬脆材にスカスカ穴あけ出来ました。 でも残念ながらもう無いんですよね。 ユニオンツールのCVDダイヤモンドコーティングはそれに近い感じです。 あとはまあ超音波ユニットがあるとの事なので、電着ダイヤモンド工具でも行けるかも知れませんね。超硬ドリルで行けるかどうかはよく分かりません。 電着ダイヤで小径が得意な所というとジャストさんとか。
マシニングセンターに加えて超音波ユニットをお持ちということは、 セラミック材料に対する加工のご経験があるものと推察いたします。 参考URLの「曲げ強度」の数値で比較すると、代表的なセラミック材料 であるアルミナに比べて、イットリアは小さな力で加工できそうに思え ます。 そうは言うものの、セラミック材に対して径に対して約17倍の深さの 極小径穴加工は、相当に難易度が高いものと想像できます。 これまでに、超音波ユニットを使った加工実績(被加工材の材質、穴径 深さとその歩留りなど)をご披露いただければ、その対比として アドバイスなどを期待できるかもしれません。
φ0.3×5ですと標準在庫のドリルそのものを探すのも大変そうです 基本は超硬ドリルで、超音波ユニットの援用があるとはいえ、できれば ダイヤモンドコーティングを施した方が刃持ちが圧倒的に良いと思われ ます 極小径ドリルに強いメーカ...たとえばサイトウ製作所とか日進工具 とかに相談することをお勧めします
お礼
ありがとうございました! 参考にさせて頂きます。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり三菱のDC-BBCかユニオンのUDCMAXですね。電着のφ0.3で加工してみましたが素材が粘っこく切子の排出が出来ないのか、工具に纏わりつくのか一穴も明かないうちに工具破損しました。