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ポリスチレンキャスト材のガスケットにシリコーンゴムは使用してはいけない理由
- ポリスチレンのキャスト材を作る際に、ガスケットとしてシリコーンゴムを使用することは避けるべきです。
- 軟質塩ビチューブだと可塑剤が溶出してしまうため、ポリスチレンのキャスト材に適した材質のチューブを使用する必要があります。
- フッ素系(テフロン)は高価であるため、ガスケットに使用するチューブは使い捨てのものを選ぶべきです。シリコーンゴムの表面にテフロンを被膜することは考えられますが、その効果には限りがあります。
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再出です・ > シリコーンゴムの表面にテフロンを被膜できればいいと思うのですが。 テフロンを被膜(溶接にて)は、シリコーンゴムではありませんが、何回かトライしました。 値段は安くならない(テフロンの溶接は、毒ガス対策が必要等で)と記憶しています。 テフロンを扱う、ニチアス、ダイキン、日本バルカー、等々へ問い合わせて、 見積りも取り寄せてみてから、判断してみてください。 他のスレッドで、iwanaiこと岩魚内が、スキル不足記載をしておる。 テフロンより更に高価なカルレッツ(Kalrez)やダイエル パーフロの記載をしていての 値段は安くならないなのだ。 質問者も、高価なカルレッツ(Kalrez)やダイエル パーフロの価格を知っている。 知らないのは、iwanaiこと岩魚内だけだ。
チューブを切ってガスケットにしてるんですか?まずそれ自体どうよ、と思わないでも無いですが、 原材料はスチレンモノマーですよね?なら フッ素系チューブ(PFAなど)以外には選択肢は無いと思います。 ニチアスなどに相談される事をお勧めします。 >アクリルのキャスト材を製作する時 樹脂の成型は専門外なので、ガスケットが触れる原材料を明記されると、耐性についてもコメント可能ですが、ちょっと上記の情報だけでは何とも。 アクリルもアクリル酸メチルを使うと思うので、フッ素系樹脂くらいしかもたないと思います。 軟質塩ビは、有機溶剤の耐性が必要な用途にはもっとも不適な材料ですから検討の余地は無い。使わない方がマシなレベル。 >軟質塩ビチューブを使用して注型を作っているみたいなので ホビー用途で常温液体の材料を硬化剤で固めるみたいなのなら、シリコンゴムで型を作って成型する事も可能みたいですが。 シリコンゴムと軟質塩ビの違いは理解されてますか?溶剤耐性はかなり違いますよ?
私の記憶ではテフロンはフッ素系樹脂、バイトンはフッ素系ゴムの商標名。 ↓参考URLではスチレンにまったく問題のないゴム系ではフッ素ゴム以外にない ようである。一般にフッ素ゴムを我々機械設計ではFKMと呼んでいるようです。ソフトテフロンという素材も近年ガスケット・パッキン業界では普及している ようですから、直接専門メーカーに相談された方が間違いなくしかも近道です おっと、相談される際は使用環境など設計条件を予め整理して置く事が大事。
お礼
1Nの涙 様 ご回答ありがとうございます。 使い捨てになると思うのでいろいろ相談してみます。 この度はご回答本当にありがとうございました。
触媒とシリコーンゴムがゆっくり反応して、シリコーンゴムが硬化し、ガスケットの役目を 果たさなくなるからではないでしょうか? 高価なフッ素系(テフロン)のパッキンでも、 * バイトン(Viton) 比較的安価だが、耐薬品性が悪い * カルレッツ(Kalrez)やダイエル パーフロは、テフロン並みの耐薬品性と柔軟性を持つが 非常に高価 で、テフロンを使用したいが、硬いためパッキンやOリングに使用できないから、テフロンより 更に高価なカルレッツ(Kalrez)等を使用するのによく似ている。 ガスケットに使用できるフッ素系(テフロン)樹脂は、フッ素系(テフロン)よりもっと高価 ですからね。
お礼
後(ご)の先(せん)、アフターユー 様 お世話になっております。 ご回答ありがとうございます。 やはりパーフロは非常に高価ですよね。 キャスト材を作るのに使いたいのですが、使い捨てになる確率が大きいので いろいろ探してみます。 ご回答本当にありがとうございました。
補足
zibzib 様 ご回答ありがとうございます。 ガラスセルキャスト注型の作り方を書籍で探していたところ、アクリルのキャスト材を製作する時は軟質塩ビチューブを使用して注型を作っているみたいなので同じ方法でガスケットに使用してみようと考えていました。 フッ素チューブ以外では無理ですか?