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バーリング成形時の周辺形状の影響
- バーリング成形時に周辺形状が重要な影響を与えるのか?
- バーリング成形時の赤矢印の寸法が割れの発生に大きな影響を与えるのか?
- バーリング成形時の形状変化が起きる部分が確保されれば、影響は少ないのか?
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本件は全く心配する必要は有りません。 今後の為に少し参考になることを書きます。バ-リング下穴径 と バ-リング穴径 の比率パ-セントが少ない方が条件が良いです。例えば M3ネジ用バ-リングの下穴とネジ下穴径の比率パ-セントは本件と比較して相当大きいので本件と比較して条件は良く無いことは分かると思います。分かりやすく例えれば直径10mのバ-リング穴の場合殆ど伸び代無いことが分かります。 今後の参考に成れば幸いです。
- 参考URL:
- http://fac9999.web.fc2.com/
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バーリング立ち上がり部分の影響は、曲げ応力等の応力は表面層を走ります。 これは、表面層を最大応力が走る意味です。 ですから、応力集中を考え、Rを大きくとり、表面が傷むような工法を使用しない。 バーリング先は、高さが2mm程度なので、伸びによる板厚低減は、あまりないと考えます。 やはり、表面が傷むような工法を使用しなくすれば、問題はないと思います。 製品強度面からのアドバイスです。
「赤矢印の寸法はバーリングの成形の可否(割れの発生)に大きな影響を与えまるのでしょうか?」 あんまり関係ないと思います。 「それともバーリングを行う上で形状変化が起きる部分(緑矢印範囲)が確保されていればあまり影響はない(只の平板にバーリングをするのとさほど変わらない)ものでしょうか?」 今回のような場合は影響ないと思いますよ。 「周辺形状よりもバーリング高さなどのほうが重要でしょうか?」 というより下穴の周長とバーリング後の周長が重要と考えます。 1.6の590ですよね。 バーリングの高さが2mmなので、感覚的には大丈夫と思います。
径が大きいので絞りよりも曲げに近い加工になります。径無限大=直線になると純粋な曲げ。 ミスミ・プレス金型講座 バーリング加工 http://koza.misumi.jp/press/2003/02/122_2.html 下穴径dがdmまで拡大する率が伸びに相当。本件は計算するまでもなく僅かなので肉厚減少は僅かで割れも生じない。 周りへの影響は図の程度では大丈夫と思います。計算はCAEの世界。参考になりそうな例。 http://www.pressbankin.com/knowhow/tpp/post-5.html バーリング同士が近接 タップ穴用で径が小さい。それでも影響は径2倍にまでは及んでないと見れる。
お礼
ポイントは下穴の周長とバーリング後の周長なのですね。 ご回答ありがとうございました。