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赤外線透過機能を持たせた成形品の設計検討について
- 赤外線透過機能を持たせた成形品の設計検討について詳しく教えてください。
- 一般的には、赤外線透過機能を持たせるためにはPCと透過機能を持たせる添加物を使用します。
- 具体的な添加物についてもっと詳しく知りたいです。
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回答(2)再投稿です。 近赤外を透過させて、可視光は透過しないようにするには、 樹脂に添加物を練り込む方法以外に、表面に印刷する方法もあるようです。 紫外から可視光線領域の波長は吸収し、近赤外から赤外線領域は透過する マスターバッチがあるようです。 http://www.sumikacolor.co.jp/products/products01_01_list.html 顔料を選定して、基材の樹脂に適切に分散させるには、高度の技術が必要 でしょうから、顔料の材質に対してはブラックボックとなるかもしれません が、スマスターバッチのご採用も検討なさっては如何でしょうか?
添加物の少ない、ピュアな材質が赤外透過率が高いと思います。 参考URLは、赤外域の吸収を増やすように改良したPC樹脂の開発事例です。 透過率グラフの、青い線で示しているのが、もとの材質です。 ところで、赤外といっても、波長1000nm=1μm程度の近赤外から、10μm 程度の遠赤外まで、かなり広い幅があります。 近赤外の透過率が高い樹脂はありますが、遠赤外の透過率が高い樹脂は 原理的に存在しないと思います。透過率を期待する波長はどの程度でしょうか? 可視光は透過しないで、近赤外を透過させたいのですか? 透明PCの赤外透過率 次の資料の 2-5 光学的性質をご参照下さいhttp://www.sumibe.co.jp/ww-attaches/809.pdf
特許に具体的物質名はあるけど、どういうものかはサッパリ http://www.j-tokkyo.com/1997/C08L/JP09003311.shtml アントラキノン系緑色染料(b-1成分)、ペリノン系赤色染料(b-2成分) 及びキノフタロン系黄色染料(b-3成分)の合計が0.03~1.0重量部である染料から 実質的になる赤外線透過性樹脂組成物、、、 物質名を聞いて判る人はそういないはず。 それは見ずに、この内容をじっくり読まれることをお奨めします。 このような染料でもって可視光線をカットし赤外線だけの像を得る。原理だけは簡単なことです。
お礼
早速の情報ありがとうございます。 本件は特許案件でのようで実用化されたかどうか難しいですね。 参考にさせていただきます。