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アルマイト処理とは?
- アルマイト処理について詳しくお聞かせください。
- A1050とA6000番系の加工物に白のアルマイトをかけたい場合、どちらがより綺麗な白に近い色になりますか?
- A5052でも化学研磨を施せば綺麗になりますか?
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A1050の方が添加金属比率の特性上、白に近い外観(白色の認識にもよりますが・・・)になるかと思います。同様の処理を行った場合ですが・・・。 A5052についてですが、前処理を含めたアルマイト処理の条件(エッチング濃度・時間、デスマット、アルマイト温度・電流密度・電解時間など)にも仕上がり外観は左右されますので、貴社の条件を試行錯誤し見極められた方が無難かと思います。 以上、わかりづらい点・読みづらい点あるかと思いますが・・・。
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アルミ合金中のシリコン(Si)は、アルマイトの発色を黒っぽくします。 A1050(純アルミ)とA6000番(Al-Mg-Si)系とを比較すれば、 A1050(純アルミ)の方がきれいな白色が得られます。 >A5052でも化学研磨などを施せば 表面状態の問題ではなく、地金の成分に起因しているので、化学研磨などは あまり効果がないと思います。純アルミをめっきして、純アルミ層に対して アルマイトを施せばきれいな白色が得られると思いますが、そんな工程が 可能か、現実的か、自信がありません。 アルミ合金中の成分によるアルマイトへの影響は、JIS H 8601の附属書に 記載されています。附属書の表を抜粋・引用しておきます。 主な合金成分の皮膜性状に及ぼす影響 (硫酸浴電解の場合) 合金成分 皮膜性状 けい素(Si) 不透明、発色(灰黒色)、皮膜厚さ不均一 銅(Cu) 不透明、皮膜厚さ不均一 マンガン(Mn) 不透明、発色(淡黄色) クロム(Cr) 不透明、発色(黄色) 鉄(Fe) 不透明 マグネシウム(Mg) 添加量が多いと不透明化 亜鉛(Zn) 顕著な影響を及ぼさない JISを閲覧するのであれば、次のURLをご利用下さい。 http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html
餅は餅屋だが、その道は専門家に聞くのが一番の早道で間違いがないです。 ココ技術の森には好奇心旺盛な機械設計やシステムエンジニアの方が多いので メッキ技術に関する専門家の方が来ているようには思えません。。。ので。 専門家に直接聞くことで他にも知らない知識を得る事も多いのですから大いに 電話をして質問なりメールでのFAQをするのが技術者としては大事なことと思う これをしなければ間違いなく井の中の蛙となり、自分の考え方とか設計方法や 製図が一番であるという様な唐変木で独善とした頭の硬い設計士モドキになる 後、メーカーに電話をするのが電話代が掛かるとか時間が勿体ないとかいう人 も中には居るが、それは見当違いである。如何にもケチを通り越し貧乏症です 悩むよりもまづ行動することが大事です。更に、人に頼るよりも自らの意思で 解決しようとする意識が必要だし、好奇心というものも設計には大事な要素だ