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高温環境で使用可能な非磁性圧縮ばねの製作メーカーを教えてください
- 非磁性の圧縮ばねを製作するメーカーを教えてください。
- 外形φ5、内径φ4、自由長12~15程度の非磁性圧縮ばねを製作するメーカーを教えてください。
- 非磁性の圧縮ばねを高温環境で使用するためには、どのような材質や処理が必要ですか?
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おそらく標準では用意されてないと思います。 窒素(N)を添加した超非磁性ばね用ステンレス鋼線 http://www.nittoku-metal.com/NAS106N.pdf 冷間伸線加工により高強度としても透磁率は1.003以下を維持し、りん青銅とほぼ同等 こう書かれてしまってるので、高温でへたりが心配なりん青銅とかベリリウム銅とかは、、、、 ばね屋さんは加賀スプリングが検索でよく出てきます。 ふつうは非磁性のオーステナイト系ステンレスも磁性を帯びてしまうことがあります。 それは『加工誘起マルテンサイト変態』という現象。ばね用線は強い伸線加工を行って強くしている(熱処理に非ず)ので尚更。
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ばね屋です。材質はSUS316WPAがいいと思いますよ。非磁性ではありませんが、SUS304WPBよりかなり上。温度130度は問題にならないはず。SUS304WPBより若干ばね性は劣りますが入手性が用意です。 標準品はないと思いますよ。特注で製作いたします。ちゃんと材料費計算してませんが、1万個で@2.5円。1000個で@18円ぐらいかなぁ。もう少し線が太ければ材料在庫持ってますので安くできますが・・・。 SUS316WPAを使って磁性が問題になるようならば、ベリリウム銅かなぁ?これは使ったことないのでアドバイスできません。 回答2さんの材料はかなりの高級品。うちじゃ扱えないです・・・^^;;
お礼
SUS316が使用可能か客先に問い合わせてみます。 製作数は少量なので製作すると高くなりそうですね。 回答ありがとうございました。
材質は、ばね用ステンレス鋼線 JIS G 4314 に規定される、オーステナイト 系ステンレスを選ぶのが一般的と思います。 130℃の動作温度であれば、あまり難しいことを考えずに、参考URLにある ような既製品から選べば良さそうに思います。 (このURLの製品の材質は、SUS304 WP-Bと記載されています。) 製作するのであれば、専業メーカーさんと十分な打合せを行い仕様を詰めれ ば、納得のいく性能のものを入手できると思います。SUSのばねは、コイル を巻いた状態でそのまま使用できますが、より信頼性を高めるには、 「低温焼鈍」が勧められています。次のURLで内容をご確認下さい。 http://www.tokkin.co.jp/materials/stainless_steel/000099.php 非磁性の程度に配慮が足らなかったようで失礼しました。 回答(2)さんのお示しの材料が良さそうですね。 オーステナイトステンレスは、冷間加工で磁性がある程度が発生しますので 客先の了解が得られなければ、銅合金系で探すことになると思います。 磁性を素人分かりするように定量化することは結構困難なようです。 次のQ&Aをご参照下さい。 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=284365&event=QE0004 磁性が全くない銅であっても、強い磁石の近傍で銅でできた物体を動かす と、銅の中に誘導電流が流れて、あたかも磁力で引っ張られるような現象 が発生します。よく注意しておかないと、材質に何を使っても磁性がある とNG判定される可能性がありますから、ご注意下さい。
お礼
通常のSUS304製のばねでは非磁性具合が不十分と客先に言われています。具体的な数値を言われていないため私も困惑していまが、何とか他の物を探してみます。回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。参考資料の材料が使用可能か客先に確認してみます。