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金属表面に色を付ける方法と処理ガス
- 金属表面に色を付ける方法として、窒素ガスの雰囲気で処理すると金色に近い色が表面に付きます。しかし、そのほかにも色を付ける方法があります。
- 金属表面に色を付ける方法は、窒素ガスの雰囲気以外にも様々な処理ガスや処理方法を使用することができます。
- 金属表面に色を付けるための処理ガスや処理方法について、さまざまな選択肢があります。
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PVDやCVDにて、着色コーティングする。
この前NHKのTVで金属表面の着色のスペシャリストの放送をしてましたよ。 当然、相当のノウハウですので詳細は見せませんでしたが。 古代遺跡物等の再現です。 又、専門業者NETに出てますよ。 窒素ガスでの着色は何処で知りましたか。 普通は着色させないために窒素ガス(脱酸素)を使ってますが。
あれは酸素が少ない条件での酸化膜。思い通りな色になりにくいのと安定しないのが欠点です。 ペイントのような色そのものが付くのでなく、薄くて透ける膜が付いて起きる光の干渉。シャボン玉、虹の色と同じ原理。 工業的方法ではチタンの着色。 http://kiyou.kobe-du.ac.jp/08/thesis/06-05.html 右の写真は拡大可。作り方も詳しい。 膜の厚さで色が変わる。 http://www.metalize.jp/page_tech_titancolor.html スマホなどカラフルなケースもこれ。材料はチタンでなくともプラスチックなどにはチタンをコーティングしたあとで着色処理を行う。 安定性がバツグンなのと保護皮膜も不要。 近いのはアルミ。 但しアルミは処理したあと染料を付ける着色アルマイト処理が普及してるかと。色は染料で決まる。 またはクロム酸化膜が自然にできるステンレスに処理を行う。 http://www.nakano-acl.co.jp/ 酸化発色処理 いまのとここれぐらいかと。 金属の種類は安定した膜が出来ることが条件なので殆ど決打ち。方法はガスで出来るなら安くなる可能性。 黒染めは上記方法でも膜を厚くして透けなければ黒になります。 色は複合的な要因あるでしょう。 経験するのは低合金鋼は青みがかる。しかしそれでは錆に抵抗できず濃くすれば錆色になるだけ。 ダイス鋼は茶色が多い。これは前記ステンレスに近い成分なので酸化クロムの色。 そしてガスの成分も窒素なら僅か窒化が起きて色にも影響するはず。しかし何か特殊なガスでどうこうなりはしないでしょう。
お礼
いつもありがとうございます。大変良く判りました。
お礼
ありがとうございました。専門業者のホームページを見てみます。