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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS420J2の表面処理)

SUS420J2の表面処理方法と耐食性向上の方法について

このQ&Aのポイント
  • SUS420J2を加工後、雰囲気炉にて熱処理後耐食性が要求されるため酸洗い処理を行っていますが、サビが発生しています。
  • 熱処理の方法に問題があるのでしょうか?また、表面処理で耐食性を向上させる方法は他にありますか?
  • ご教示いただきたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

熱処理プロセス上で表面酸化されるのであれば、熱処理条件を見直す必要があります。何等かの表面処理を施すことで酸化を回避することは不可能で しょう。 真面目に申しているのでその心算で聞いて戴きたいのですが、酸化の原因は 雰囲気中に酸素が存在するからに尽きる訳です。Cr,Mn,Si等は Fe と比較 すると酸素親和力が高い元素で、化学的(還元され難い)に安定な酸化物を生成します。ゆえにこれ等の元素が配合された鋼種を無酸化熱処理する場合には、雰囲気の管理を厳密に行う必要が派生します。 雰囲気の厳密な管理とは単に酸素濃度を低く保つことのみならず、乾燥度も極めて高く保持しなければならないという意味です。 雰囲気ガスは窒素ベースであろうと推定しますが、品位を指定して購入されていますか?窒素ガスのみで雰囲気を構成するよりも、水素ガスを添加した方が、しかも添加量が多いほど無酸化雰囲気としての管理基準が緩やかになるのですが、水素(これも品位を吟味する必要あり)は加えていますか? その前に炉構造は水素添加しても安全な操業が可能ですか? 雰囲気中の酸素濃度を低く保てるものとして、もう一つの乾燥度の問題で すが、所要の乾燥度レベルは操業温度と水素濃度とがファンクションに なって決定されますが、操業炉温が高かくなるほど所要レベルは低くなる (より多くの湿分の存在が許容される)ことになります。 操業条件が不明ですから具体的な数値に基づいたアドバイスが不可能ですが、酸化皮膜は酸洗に拠っても除去が困難で、貴社のみならず皆が困っていることです。やはり炉内で酸化させないことが確実な解決法といえます。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 外注業者の処理の為、確認しましたが管理は出来ていなかったようです。 表現が不足していました、熱処理の指示は硬度を得るためです。 熱処理に付いては、真空炉を検討しています。 製作済みのスケール除去は、電解研磨を検討しております。

その他の回答 (3)

noname#230359
noname#230359
回答No.4

パッシベーション(不動態化処理)でいかがでしょうか 420J2では 対策として この処理がBESTだと思います コスト 云々は製品価値を評価後だとおもいますが.

noname#230358
質問者

お礼

ご指導ありがとうございます。 焼き入れ方法を真空炉処理に変更、スケール除去は電解研磨・不動態化処理で サンプルを作製することにしました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

雰囲気炉での熱処理とありますが、真空炉で加熱後、窒素ガスで急冷焼入れし、150~180℃程度で焼戻し(大気雰囲気でOK)した場合、スケールなどは発生せず、酸洗などは特に必要がありません。熱処理方法を再検討した方がよいのではないでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

迅速なアドバイスありがとうございます。 早速、検討させていただきます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

電解研磨は如何ですか?

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 電解研磨・バフ研磨も検討はしたのですが、コスト面で不可となろました。 やはりスケール取りは、酸洗いでは無理なんでしょうか?

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