- 締切済み
高炭素鋼の錆取りにおすすめの中性な錆取剤は?
- 高炭素鋼の錆取りをする際、変色や光輝性の問題を抱える場合、中性の錆取剤が適しています。
- 種類が豊富な中性の錆取剤の中から、光輝性を維持しながら錆を取り除くことができます。
- 溶液に漬けるだけでなく、塗布や拭き取りも容易に行える中性の錆取剤をおすすめします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
難しすぎる内容と思います。 錆が出るということは母材も必ずヤラレており、錆だけ取除けたとしても跡のアバタが顕れて曇りになる。 中性錆取りであっても母材を大なり小なり浸食し、それなしには錆がおちない。 http://www.yao-support.net/index.php?option=com_content&view=article&id=303&Itemid=193 ・使用後の素材に対する影響 素材 外観 重量変化 鉄 梨地状態 0.182%減量 ステンレス 若干くもりが見られる 0.027%減量 ←この微量でさえ曇り 中性錆取りで物質名が記されたもの。 チオグリコール酸アンモニウム http://hakusanya.com/products/detail.php?product_id=15 リン系特殊有機酸塩 アミノカルボン酸塩 http://www.kyoeisha.co.jp/kinzoku/rustvulture.html 腐蝕が少ない ← ゼロでは無い! 市販の成分マル秘とするものもこれらを使っているか、でなくとも化学作用の原理はおなじでしょう。 にしても高炭素鋼は錆が出やすいから <光輝性> が重要かつ <バフ掛け等機械的な作業も困難> な物とは思い当たらないですね。 高炭素鋼は錆びやすい。なので加工後必ずというほどメッキを施す。光沢を要するならクロム、、、となるはずが、裸で外観が問題になるような使い方ってあるのか謎です(詮索はしません) >ある程度以上に黒色に変色する 高炭素鋼を微量でも溶解すると起きる本質的なものではないでしょうか? 炭化物が選択的に残りやすい、不純物も結晶粒界に偏在し、そこから溶けやすいとか プラスチック金型では鏡面にまで磨くことも多いが、並の材料ではそれらが邪魔して磨ききれない限界があるので、高清浄鋼という特別なのがあります。 根拠の説明能力は無く、それらの類推で言ってるだけですが・・・ そうであるだけに、余計な苦労がかかるということですね。 本筋でない、見栄えだけの工夫があればよいのでしょうが、、、
お礼
御回答ありがとうございます。 光輝性については程度の問題で、機能と言うより外観の問題なのです。 錆の程度が軽く酸系の錆取りでも極短時間であれば、さほど問題になりません。問題なのは、ある程度以上に黒色に変色する事です。 機械的な錆取りが困難というのは数物ですので、そこまでコストをかけては出来ないという事です。 加工中に錆が出ないようにしてはいますが、防錆が難しい場合もあり、どうしても100%は避けられません。 製造の一方的な意見を言えば、"使える物を捨てる事は無いだろう"なのですが、外観が全く評価外でもないので困るわけです。 酸系の除錆剤のように錆びていない部分まで皆殺しでなくて、せめて錆びていない部分へのアタックが少ないなら、ある程度外観は保てると考えたのですがどうでしょうか。 二度の回答頂き、真にありがとうございます。 高清浄鋼についてなのですが、量産物だけに材料の変更は困難です。 また、真摯にお答え頂いたお礼というわけではありませんが、製品について書ける範囲で書きます。顧客絡みの話ですので、ちょっと書き難いのですが… 本来は機能のみ要求される製品でして、機能に影響ない外観上の差は、余程の事が無い限り問題になりません。 もちろん防錆対策はしますが、それは輸送や保管において機能を損ねない為に行っています。 それが何の因果か、透明パッケージに入れられて一般の方が訪れる店頭にも並ぶ事になったとお考えください。 私自身は当然、製造サイド寄りの考え方をしますが、曲がった胡瓜より真っ直ぐな胡瓜が売れるように、見た目が綺麗な物を選ぶというのも顧客の要求ですから「機能に問題なければ良い」という論理は必ずしも通るものでは無いと思っております。