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線膨張係数の単位について
- 線膨張係数の単位について調べています。3つの材料の単位がバラバラで統一したいのですが、単位変換方法がわかりません。
- また、一般的な線膨張係数の単位についても教えていただきたいです。
- お知恵をお貸しください。
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3つの単位は、すべて同一の値となります。 もし、今から統一するとすれば、?の拡張の ○○×10^-6/K が良いと思います。 線膨張係数の単位は、SI単位系、そしてそれに基づいたJISの規定により、?の○○/Kに決められています。 ?は、日本のJIS規格が国際単位系準拠になった1991年以前の常用単位で、線膨張係数では、?と値は全く一緒になります。ただし、規格というものは「従わない理由が周囲に認められれば従わなくても良い」という種類のものです。絶対温度のKは、日常生活の感覚から隔絶しているため、直感的にわかりやすい℃の単位は今なお社内や部門内で常用単位として使用されているのが実情です。(で、外部に資料を出す時だけ、Kに書き換える、というやり方です。) ?が使用されている事情は次のとおりです。 線膨張係数が?の単位で表すと、ほとんどの材料が○○×10^-6のオーダーになって、○○の部分が、Feなら12、Cuなら19などと”表現しやすい”値となります。 この”表現しやすい”値にするための単位にはいくつかあるのですが、そのひとつが?で、主に測定屋さんが好んで使用し、一般のエンジニアの目にはあまり触れることのない単位です。 この”表現しやすい”ための単位で一般に最も用いられているものは、 ○○×10^-6/K で、便覧類での記載や、学会発表などでは通常これが用いられていますし、私もこれを使用してきました。 ですから、もし線膨張係数の温度依存性が問題にならない仕事で、これから統一されるのであれば、この ○○×10^-6/K を使用されてはいかがでしょうか? これを使用していれば、技術資料を客先に提出する際にも恥ずかしくありませんし、むしろ最先端のルールに準拠した技術検討を行っていることを客先に暗に示すことにもなります。 なお、念のためですが、10^-6は、”10のマイナス6乗”の意味です。 質問者の方には関係ないことですが、他の回答者の方々が本質的でない議論をしているのが気にかかった質問でした。 間違いがありました。 誤「3つの単位は、すべて同一の値となります。」 正「??は同じで、?では??の10^6倍の値となります。」
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社内、部門内で統一するとしても、それ以上に統一すべきモノでしょうか? ?、?は値が違わない。0℃以下ならKが多くなるかも。 厳密に言い出すと線膨張係数は一定でないから、大きい範囲を想定するKで言っても有難みが少ない数字。 ?はあまり見かけないと思います。ワタシ個人は ○μ/100mm/℃ が覚え易いと思ってるので、出会しても×10と直ぐに感覚できますが。
? ○○/K ? ○○/℃ ? ○○(μm/m)/K にて考察してください。 Kと℃の上がり方の度合いは同じなので、○○/K≒○○/℃と考えても良いでしょう。 ○○/℃は、0℃以下はあまりないか、適応外の公算が大です。 ? ○○(μm/m)/Kは、K温度と長さmを掛けると、膨張する長さがμmの単位で回答が出てくる とした線膨張係数です。 μmとmには、10^6もの開きがあるので、? ○○/K=○○(m/m)/Kや○○(μm/μm)/Kとは 桁が異なります。 <(m/m)=1、(μm/μm)=1 なので、○○/(1×K)となり、○○/K 表示となっていると 考えてください。
NETで「線膨張係数」で調べると αx10のマイナス6(1度当たり)で表記してますが、確認してください。 計算例もあります。 この回答で投稿の回答になってますか? 宜しく。
お礼
みなさんありがとうございました。 多くの回答をいただきましたが、 この回答者様を良回答とさせていただきました。