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衝撃試験の異なる波形とその使い分けについて
- 衝撃試験では、波形として正弦半波と台形波の2種類が使用されます。これらの波形は、異なる試験目的や条件によって使い分けられます。
- 正弦半波は一般的な衝撃試験で使用される波形です。経験則や規格に基づいて設定された波形であり、幅広い製品に適用可能です。
- 一方、台形波はより厳しい試験条件や特定の製品に対して使用される波形です。正弦半波よりも高いエネルギーを与えることができ、製品の耐久性や信頼性をより詳細に評価することができます。
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”正弦半波は、落下試験のシミュレートでした。(バネ係数のある物の衝突)” 昔は皆メーカー独自だった。電子測定器の岩崎通信機のオシロスコープのカタログに載っていた試験も機器個別だったコンクリート床の製品のどの角を下に高さ何cmから落下させるとか45度まで持ち上げ放すとか。 最近じゃ携帯とかプラスチックケースが割れるか内部機器が動作しなくなるか目的によって使い分けるのかな。 そんなばらばらの状況からJIS化、あるいは測定の均一化などの要求から測定専業メーカーの誕生へと歴史的経緯があるのでしょうけど。 私はそんな文献は知りません残念ながNHKの番組が一つ出来そう。
回答は出ていると思いますので、 参考になるであろうURLを添付しておきます。
衝撃試験については目的によって様々な規格があるので、衝撃パルス選択理由は簡単ではないと思われます。 小生の知っている範囲として、JIS Z 0119に限定すると 正弦半波を用いる場合・・・製品の許容速度変化の測定をする試験 台形波を用いる場合・・・・製品の許容加速度の測定をする試験 この規格は損傷境界理論に基づいた製品の衝撃強さ試験方法となっております。 損傷境界理論についての参考URL、また衝撃試験が関わるその他の規格の一例を貼っておきます。 具体的な衝撃パルスの選定理由となると私の頭ではご説明ができません。 他の質問で緩衝材について聞かれていたので、この分野も関係があると思われます。 この試験方法については論文も出ておりますのでご確認ください。 http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/90001156.pdf
>一般的な衝撃試験では正弦半波を用いればよいのでしょうか? JEDEC(弱電関連)では 耐衝撃性は正弦半波しか課されていなかったように思いますので 正弦半波による試験が一般的だと考えていいんじゃないでしょうか。 >なぜ2種類あるのでしょうか? 正弦半波は、落下試験のシミュレートでした。(バネ係数のある物の衝突)