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プラスチックのせん断応力について
- プラスチックのせん断応力を求める方法について知りたいです。
- メーカーからの基本物性の中にはせん断応力の情報が記載されていないことが多いです。一般的なせん断応力について教えてください。
- ABS、POM、66ナイロン、PP、PBT、PC、PMMAのプラスチックのせん断応力について教えてください。
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ASTM、JISのせん断強さ測定法は、Φ1.000"の受け穴にのせた試験片(平板)をΦ0.999"で打ち抜く荷重からもとめます。 が、実際的意義がいまいちということもあるかも、通常ほとんど測定されません、あてにされていません。 少ない実測データからは、ニートグレードでは、せん断強さ=引張り強さ/√3、GFグレードでは、引張り強さ/2になるようです。 部品設計の基本は引張り強さですが、応力の方向性、静荷重・動荷重、そして応力集中、成形ひずみなど不確定性要素だらけです。 結局、設計技術者の経験と心眼による、安全係数(S)の見積もりの中に盛り込まれるのではなかろうか(?)。
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実際の“せん断応力を求めたい時”は、どんな時でしょうか? 差しつかえなかったら、補足ください。 樹脂に関してのせん断応力関連の具体的なアドバイスをしようと、補足要求しましたが、 使用方法がスナップフィット関係でビックリしました。 スナップフィット関係は、簡単に言えば片持ち梁計算なので、 ◆ 曲げ応力&撓み(撓みは弾性率、応力と伸びの関係)・・・ 此方が重要 ◆ せん断応力 ・・・ 確認は必要だが、あまり重要ではない となるでしょう。 一度、計算してみてください。(曲げ応力もですよ!!) http://kousyoudesignco.dip.jp/hari-hizumi.html ↑ 梁に関して ↑ http://www.hagitec.co.jp/v_39pla_hyou5.htm ↑ 試験項目と試験方法の対比 ↑
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ご丁寧にご回答ありがとうございます。 私のご説明不足があり意図が通じていないかと思います。すみません。 スナップフィットの様に使用しますが、いろいろ複合の要素が重なり 設計の思う通りにならない時があります。設計計算ではスナップによる 応力はOKと確認できてます。 少し特殊なスナップ形状となってしまう為、仮にせん断となってしまう 場合はどの様な応力がかかってしまうか?ためしに計算してみたかったです。 もし、せん断についてご教示して頂けることがありましたら 宜しくお願いします。
補足
スナップフィットの様な構造で使用します。 基本はスナップフィットの梁で撓みをもたせ部品と部品を組み合わせますが 仮にスナップフィットが設計通りに撓まなかった場合にスナップフィットの 丸ボスは何Nでせん断されるか計算をしようと試みていました。 説明不足があるかと思いますが宜しくお願いしますs。
引張強さや曲げ強さが一般的で、せん断強さを記載しているカタログは 少ないですね。樹脂の試験は多様ですから、規格に準じたデータが望ましい と思いますが、規格試験どおり実施しても、結果はその条件で変わるようで す。規格試験については下記を参照下さい。 http://www.akchem.com/emt/pEG01106.html 下記記載例では概ね (せん断強さ)=(曲げ強さ)/√3 位の値を示しています。
お礼
ご回答、誠にありがとうございました。 ご回答頂いた様な数式での参考値で表す様な考えについて すごく参考になりました。 一定の参考資料となりそうです。
お礼
ご丁寧にご回答、誠にありがとうございました。 一定の参考資料として参考になりそうです。 よく言われる、KKD(カン、ケイケン、ドキョウ)でやってしまいがちな所を 今回は数式で確しかな物にしたく考え質問させて頂きました。 本当に一定の参考資料となりそうです。ありがとうございました。