- ベストアンサー
動力循環式と動力吸収式の違いと特徴
- 動力循環式と動力吸収式は歯車の試験機で使用される方法です。
- 動力循環式は動力を循環させる方式で、一定の速度を保ちながら長時間の運転が可能です。
- 動力吸収式は動力を吸収する方式で、一瞬的な負荷をかける試験に適しています。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
実際の装置の外観を示したURLを下記します。 http://www.shinko-zoki.co.jp/shinko_jp/Tester/Iron/S200.htm http://www.jsae.or.jp/12koukoku/201006/2.pdf 構造の詳細は特許で公開されている記事が参考になります。検索すると多数 ヒットします。
その他の回答 (3)
歯車の負荷能力,潤滑特性,振動・騒音,回転伝達精度,効率などを調査するための試験 の中の効率を調査するための試験です。 効率測定は、負荷をかけて効率を測定する方法として 動力循環式(試験機を駆動するときのモーターの出力を測定し,両歯車対,軸受等を含めた 損失が求められる。) 動力吸収式(歯車装置の入力側のモーターと出力側の発電機の両者の電力を計測)がある。 試験歯車部のみの損失量を知りたい場合には,損失熱を測定する油浸法がある。 以上が、言葉での説明内容です。 循環式とか吸収式とかの言葉からイメージをあまりしない方が良いでしょう。 試験機を駆動するときのパワー(動力)は、部品一つ一つの計算から求まります。 その計算上の動力と実際の動力(モーターの出力)の差で求まります。 モーター出力は、一般的に電圧が一定なので電流を測定し、電圧と電流の積で求めます。 これは、機器を動かす時のモータ等の動力計算に用いる計算方法を利用します。 機器を動かすための所要走行(回転)パワーと機器を動かすまでの所要加速パワーの和で モータ等の動力計算をしますが、効率計算は機器を動かすための所要走行(回転)パワー と実際のパワーの差を確認します。 ですから、摩擦部分である“両歯車対,軸受等を含めた損失が求められる”となっています。 以上が、循環式のイメージです。 歯車装置の入力側のモーターと出力側の発電機の両者の電力を計測は、文章内容の如くです。 でも、??となりそうですが、無負荷ではACモータの回転数は、120×電源周波数(Hz) ÷極数(ポール数)で求まりますが、試験機を実際に廻すと数%回転数が落ちます。 その回転数が落ちた分は、発電機の電力は落ちます。 以上が、吸収式のイメージです。
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
>動力循環式 原理を分かり易く、説明した資料を調べみました。 ちょっと、分かり難いですが、次のような資料を入手しました。ご参考まで。 http://www.machine.or.jp/modules/pico2/pdf/yada62.pdf
お礼
ありがとうございます。これも小生にはハードルが高そうです。腰を据えて読んでみます。取り急ぎ御礼申し上げます。
歯車を試験するには、当然ですが、試験用の原動機と従動機が必要です。 原動機(モータ)に電気エネルギーを投入して、従動機(発電機)から 電気エネルギーを取り出す構成を考えてください。 この場合、従動機(発電機)から取り出した電気エネルギーを原動機(モ ータ)を駆動することに再利用するように構成された試験機が“動力循環式” と思います。試験機は、歯車の機械的損失+モータの損失+発電機の損失に 相当する消費電力で運用できます。 “動力吸収式”は、従動機で発生するエネルギーを(熱として)捨ててしま うような方式です。 試験装置を運用するためのエネルギー(電力)は、“動力循環式”の方が 少なくて済みます。大型の歯車を試験する場合には重要です。 “動力吸収式”は、エネルギー回収しないので、構成の自由度が高いこと が特徴になると思います。 お詫び 推測で回答しましたが、適切な内容ではなかったようです。 撤回させてください。 申し訳ありません。 http://www.juntsu.co.jp/masatsu/masatsu01.html
お礼
ありがとうございます。お手数をおかけしました。
補足
早速のご回答ありがとうございます。用語の定義、アウトラインは何となく理解できたような気がします。具体的にはメカ的にどのようにして循環させているのかイメージできるURLか何かはありますでしょうか。
お礼
ありがとうございます。ただ、小生には理解のハードルが高そうです。腰を据えて見てみます。