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コイルラインの矯正ロールに付着する皮膜について
- コイルラインでのボンデ鋼板のカット作業において、矯正ロールにメッキ皮膜のはがれたようなものが付着し、後工程の塗装で不良が多発しています。
- 鋼板のメッキ不良ではないか疑われる現象です。矯正ロール挿入前にザラザラの手触りの鋼板は、ロールに付着します。
- 簡単なロールの清掃方法を教えてください。
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> このような現象は鋼板のメッキ不良ではないのでしょうか? 詳細な内容が把握できないので、ボンデ鋼板のコイル材(t=0.6~1.0)をコイルラインで カットしたそのままの物をメッキが不良か否かを当該の試験ができるところに出し確認を した方がよいでしょう。 コイル材にしてある程度経過しますメッキ層が硬化します。 矯正ロールにて硬化しているメッキ層を伸ばしたり縮めたりしますと、メッキ層が劣化し、 皮膜が剥がれ易くなります。 また、コイルラインでカットした切り粉が矯正ロール挿入前のザラザラであるかもしれ ません。 出荷時には、“ザラザラ度”は合格で、出荷後に付いていると判断したので連絡がないと 推測します。 (鋼板関連では大口の顧客でない限り、製造メーカーから再調査の連絡は来ないが一般的だった) 当然、矯正ロールにザラザラが付着しますと、より剥がれ易い状態になるのは明白です。 ローラーに板(ばね)を押しつけての除去&掃除機等で除去物を吸引するなどを しておりました。
めっき層が硬くなれば剥がれが起きやすい。 溶融亜鉛では厚付けするほど亜鉛と鉄が合金化して脆くなる。 http://www.juntsu.co.jp/qa/qa0618.html 亜鉛めっき鋼板のめっき剥離現象 これがボンデ鋼板=電気亜鉛めっきで起きるのか不明です。 優劣の違いがあるなら、メーカにクレーム(本来の意味は説明要求)を出すべきでしょう。 タレパン金型・コニック・テクニカルガイド http://www.conic.co.jp/punch_support/tech_1-7.html ◆溶融亜鉛めっき鋼板 (SGC材、SGH材) 溶着が発生しやすいため、コ-ティング処理をお勧めします ロールへの付着を少なくする対策です。 TIN(金色)が一般的。目的にはDLCが良いが圧力には弱い。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。 メーカーには説明を求めているのですが、明確な回答はありません。 1回目の回答は、メッキの際のスラッジの洗浄が不十分の可能性とのことですが、一向に改善しません。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました。 付いてしまったロールの清掃でアイデアをお持ちの方がありましたら、お願いたします。尚、当社の矯正レベラーはオープンタイプでありません。 ありがとうございます。色々ためしてみたいと思います。