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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:電着塗装の膜厚均一性)

電着塗装の膜厚均一性

このQ&Aのポイント
  • 静電塗装に比べ、電着塗装の膜厚はより均一になるというコメントもあります。
  • 電着塗装は水の電気分解による中和反応を使用し、ワーク表面に塗膜を形成します。
  • ただし、形状による電界の影響を受けるため、塗膜の厚さは凹凸部で不均一になる可能性があります。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

カチオン電着塗装をお勧めします。 <カチオン電着塗装の特徴> 導電性のある水溶性塗料を入れたタンクに、被塗物を浸漬し、 これに電流を通して、それぞれ違う極性の静電気を負わせることで 塗料を塗着し、焼付け乾燥行い硬化させて塗膜とする塗装です。 カチオンとは陽イオンのことで 非常に高い耐食性を誇ります。 全自動ラインによる、安定した品質の確保 ディッピング方式の為塗り残しがない 化学反応による塗装なので強固に密着し、塗膜は耐食性に優れます。 (塩水噴霧試験840時間以上) 顔料に重金属が使用されていない 溶媒に水系塗料を使い溶剤をほとんど使わない ディッピング処理やUF回収により塗料のロスがない 当社も異形角パイプの溶接構造体にカチオン電着塗装の製品があります。 □200がパイプであれば、内部に追加電極が必要になるでしょうね。 <カチオン電着塗装の注意点> ワークが溶接(CO2溶接)されている場合、溶接ビード部の酸化皮膜と析出したガラス質の除去が必要になります。特に析出したガラス質部は塗装が付着しません。錆に対する影響は塗装後の析出ガラス質の剥離による錆発生があります。析出ガラス質の未除去の場合、見た目に“錆”と判別される事があります。 顧客要求の塗装膜厚に対し、管理値は+10%で膜厚設定することが必要です。 参考になればとアドバイスしました。 ※ワークと設備の固定(冶具)との接触部は塗装膜厚は管理できません。 以下のHPにURLしてカチオン電着塗装について確認してみてください。 http://www.hasunuma-tosou.co.jp/kation2007-001.htm

参考URL:
http://aikation.yadakk.net/kdtt.html
noname#230358
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 当方の説明不足で申し訳ございません。 パイプではなく、□200?×高さ50?程度、凹凸のある鉄のブロックです。 膜厚は均一になるとのことで電着は有利のようですね。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

小生の経験から参考になればと思い、言わせていただきます。 小生が経験したのは、コロナ放電の溶剤の静電塗装、溶剤の吹付け塗装、摩擦帯電の粉体塗装です。 それぞれに言わせていただくと、 溶剤の静電塗装・・・塗膜は比較的均一になります。但し、治具など他の金属にも付いてしまうため、非常に汚れます。 またコロナ放電の場合、アースが非常に重要で、アースが取れないと塗れないばかりか、火花が散って火災の原因になります。 吹付け塗装・・・ガンの向きや、パターンで色々と変えられる為、結構膜厚の調整ができます。ただ、歩留は20~30%ぐらいでしょうか。 摩擦帯電の粉体塗装・・・微弱な電気で塗れ、粉体も回収し再利用できるので歩留は90%以上です。 また、最近はオープンタイプの集塵ブースもあり、粉塵爆発の危険性もなくなってきています。 また溶剤と粉体の違いも大きく出ます。 溶剤の場合、突起部などは液体の表面張力で液溜まりのような膜が厚くなる傾向になります。 粉体の場合、厚くなって粉体の粒子が破れ塗料が流れ出すので、液溜まりの前に固まり、角がシャープに出ます。 ただ粉体の場合、温度を早く上げすぎると、流れが不足してまだら状になってしまうので注意が必要です。 経験からくるノウハウもまだまだあるのですが・・・ お奨めとしては、やはり粉体塗装かと思います。 参考まで。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 粉体塗装は回収率が高いことがやはり魅力的ではあります。 但し凹凸が大きいことからやはり膜厚均一性や平滑性など、ノウハウがないと厳しいイメージもあります。 専門メーカーにワークを送って試し塗りはしてみるつもりです。

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