半田となじみがよく、かつ侵されない金属は？

質問

お世話になります。
ある装置に、表面を溶けた半田が流れる部品があります。
部品の表面を、半田が均一の厚さで面で流れています。
鉄で出来ているため、長期使用の間に半田に侵され溝ができ、流れが偏ってしまいます。
対策として、材質の変更を検討しているのですが、「半田と馴染みがよい（弾かない）」という条件があります。
今の鉄部品は、流しはじめに半田で全体を濡らしてやれば、以後は均一に広がって流れています。
半田に侵されず、馴染みの良いような金属はあるのでしょうか。
金属の世界は全くの素人です。
試作しようにも、全く判らないので、質問させてもらいました。
よろしくお願いします。

回答No.2

noname#230359 · ベストアンサー

一般的には、ニッケルがはんだに対する拡散が少ないので、消耗が少ない
と思います。濡れ性については、フラックスを用いてはんだめっきしておけ
ば、常時はんだで覆われる条件ならば濡れ性を確保できそうに思います。
ただし、はんだが流れ去って、高温状態のはんだめっき面が空気に曝された
状態が継続する場合は、はんだが酸化してしまうので濡れ性を確保できない
と想像します。

鉄もはんだに侵され難い金属なので、ニッケルが鉄よりどれほど強いかは
自信がありません。（鉄は、はんだ鏝の銅の鏝先がはんだによって消耗する
のを防ぐために、銅の上にめっき金属として使われています）

お礼

ニッケル、検討してみます。
酸化はあり得るので同時に運用も考えないとですね。
ありがとうございました。

回答No.3

noname#230359

タングステン　という金属も、はんだには侵されにくい金属といわれています。
レアメタルの一種なので高価な材料ですが、検討のひとつに加えてみては如何でしょうか。

参考URL：

http://www.nittan.co.jp/

お礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。

そういった物もあるのですね。
そういえば、聞いた事はある気のする名称です。
検討してみたいと思います。
ありがとうございます。

回答No.1

noname#230359

＞半田に侵されず、馴染みの良い金属

そんな上手い手は無いと思うのですが・・・

はんだ濡れ性が良い金属とは即ち、はんだと合金化しやすい、はんだ中に溶けていく、喰われが起きる、と同じ意味であって、侵されないとは逆なので、両方を満足させることは出来ないハズ。

長期にわたり侵されないとするには、ＤＬＣコーティングなんかが良いと聞きます。当然馴染みはないので、はんだ付けの方法を変えることが必要です。

お礼

たしかに、逆の性質ですね。
DLCコーディング、調べてみたいと思います。
ありがとうございました。