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SCM435の丸棒購入について
- SCM435の丸棒購入に関する疑問があります。
- 注文する際の材料の仕様について調べています。
- 丸HやQTの意味について教えてください。
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以下のURLで、硬度等を確認下さい。 基本的には、同じものです。 そして、硬度的にはあまり硬くない物です。 硬度的にはあまり硬くない物です。 因って、超鋼で割りに簡単に加工できます。 只、局焼き入れや高周波表面焼き入れの様に、焼き戻ししない場合は 硬度が丸Hより上昇して、加工がし難くなります。 それを、URL(材料の種類と用途 )で確認下さい。 丸Hって何? を再度確認して下さい。 SCM435 ⇒ 基本的には素材のまま(-D;ミガキもあります) SCM435丸H ⇒ 基本的に焼入れ焼き戻ししたもの SCM435 ⇒ 高周波焼き入れは、表面がHRC40程度の焼きが入って 中身は素材の特性があり、靭性がある物になります。 そして、強度はパイプ効果で、格段に向上します。 硬度換算表(硬度と引張強さの関係)を確認すると判ります。
素材丸棒の段階で焼きの入ったものなんて 材料屋が扱う事はまずありません. 普通は加工後に熱処理するんです. だから、“SCM435の丸H”と言ったのを “SCM435H”と解釈したとしても理解できます. 焼入れしたSCM435を「SCM435丸H」と呼びます. SCM435を焼入れしてから加工したのでは、加工を難しくするだけですし、 焼入れ硬化した層を削り取ってしまう事になるので意味が無くなります.
お礼
回答ありがとうございます。当方が購入しようとした材料屋さんは確かに焼き入れ材料は扱っていませんでした。しかし焼き入れなどの材料を専門にした材料屋さん?を見つけSCM-435マルHを無事購入に至りました。 正直、材料屋さんなどもネットワーク自体が異なるため、問い合わせをしても回答が毎回違うなどのこともあり困惑しております。 硬化した層とありますが、黒皮の部分を一発削って、転造するのでこのあたりは問題ないかと思われます。 補足ですが、SCM440-マルH材はけっこう扱っている材料屋さんはあるみたいです。
>材料屋さんに聞くとSCM435Hはあくまで焼入れ保障された材料なので焼き は入ってないとのことですが, SCM435-丸Hに関してはミルシートの提示を求めるなど,入手先に再度問い 合わせた方がよいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。調質の参考URLも前に見ておりましたが当方、専門の方々が個々に使っている名称で困惑していたみたいです。
SCM435HのHはあくまで「焼き入れ性を保証された材料」を示すもので 熱処理状態を示す記号ではありません。 しかし、これとは別に熱処理業界で調質(焼き入れ焼き戻し)を「マルH」 焼鈍(焼きなまし)を「マルA」焼準(焼き慣らし)を「マルN」などと 表記することも一般的です。しかしこちらのほうはあくまでも「慣例」に過ぎず、JIS等で一般化されたものではないため、理解している当事者間でのみ有効な符号のようなものと考えるべきです。 今回の事案では後者の調質状態が望まれていると判断するのが常識的かと思いますが、念のため「調質するのですね?」「調質硬度の指定はありますか?」などと確認したほうがよいのではないでしょうか。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。なるほど、慣例なんですね。 ユーザーに非常に多いのは図面をもらって組み立てるだけなので焼きが入っていればいいなどのあいまいな返答が多く、あくまで自社基準はJISに準じていきたいと思っております。 長年この疑問を抱えたままだったので本当に感謝します。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 大変参考になるURLもあり勉強させていただきました。 一つ気になったのですが、JISでSCM-435だとHB269-331内(焼入れ焼き戻し)と表記がありますが、もしや普通に材料屋さんにSCM-435の丸棒を頼んだりするとこのHB269-331の硬さの焼入れ焼き戻し処理がされているんでしょうか? 確かに硬さ指定の注文が来たときは高周波焼入れを御願いしたりしますが、指定が無い場合はJISのHB269-331内でやっていこうと思います。