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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:歯車の歯面面圧評価)
歯車の歯面面圧評価とは?
このQ&Aのポイント
- 歯面強度の評価方法には、JGMAの計算とAGMAの計算があります。
- SF=(許容応力/計算応力)^2は、どのような意味を持つのでしょうか?
- 本記事では、歯車の歯面面圧評価について解説します。
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noname#230359
回答No.1
少しややこしい話になりますが,代表値である許容応力=Sy,計算応力=Sx として一般に設計上の安全率 SF=Sy/Sx(1) として扱います。 しかし実際にはSxやSyは分布を持っているため,確率的に考えるとSxおよび Syは標準偏差σx,σyを有していると考えます。正規分布を考えた場合2つの 分布のラップ部分が危険域となり,このラップ部分の分布を考慮してSFを 確率的に求めます。危険域であるこのラップ部分の分布における安全率は SF=SF・ηx/ηy(2) で表されます。ここにηxとηyは各分布の変動係数 ηx=σx^2/Sx,ηy=σy^2/Sy ですので,仮にσx=σy=σ とすれば ηx/ηy=Sy/Sx (3)となります。 (1)~(3)式をまとめると SF=(Sy/Sx)^2 と言う結論が得られます。 つまり SF=(許容応力/計算応力)^2 は許容応力と計算応力2つの分布 を考慮した場合の安全率であり,両分布の標準偏差が等価であれば妥当性の ある値であると考えます。ただし設計上はSF>1 に設定するので,JGMA の計算の方が安全側にあると言うこともできますので,代表値による単純化 したこの計算も重要性は高いと思います。 変動係数 ηx=σx/Sx,ηy=σy/Syに訂正します。
お礼
要素奇知さん わかりやすい説明ありがとうございました。すっきりしました。 確率的に考えられたものとは思いもよりませんでした。 もっと、確率・統計を勉強します。