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SUS410の磁性と硬さについて知りたい
- SUS410は磁性を持ち、帯電しやすい素材です。
- SUS410の硬さはHVで表され、GPaの値は見つかりません。
- SUS410の特性を調べている方に役立つ情報です。
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蛇足ですが。。。 ●磁性と帯電性は1さんの回答でしょう。 非磁性ならSUS3○○のオーステナイト系です。特に301はその目的に使われますが、加工により簡単に帯磁してしまいます。また軟らかいというのも欠点になります。 ●硬さは2さんの通りです。 ビッカース硬度HvにGPaの単位を付ける悪影響が顕れてますね。 当サイトの No.23094 を参照して下さい。あくまで無次元数と考えるべきです。 同一材料限定なら、硬さと引っ張り強さには強い相関があり、その関係式は当サイトでも散見されます。 硬度の単位をSI系のN/mm^2で求めたなら Pa には mm^2 → m^2 にするだけで済みます。。。 ビッカース硬度は旧単位系での値がそのままで無次元数とするのが正当とされてます。これをSI系に変換してしまうことが、学術論文から始まって混乱を招いてます。単純な話です。 そして、いずれの硬度であってもヤング率などへと展開するのに、適用可能な範囲がどこまでなのかが、より重要かと思います。 ナノインデーションについては、マイクロビッカースよりさらに微小硬さを計測する方法があると知ってただけで、名称も知らず、逆に勉強させて貰いました。 参考?ではナノインデーションの硬度値からヤング率を求めることもされてるようですね。 ?のP7/8を見ると、硬度の換算式があります。しかし(ビッカース同様に)荷重依存性があり、ヤング率を他の方法で測られた参照値がない状態では、そこまで拡張することに妥当性があるのか疑問に感じます。 単位ですが、?は無次元で、?ではGPaを付けてます。 これだけ流行すると、どちらなのか注意して見なければならないと思います。 ? http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/52_2/074-077.pdf ? http://www.inss.co.jp/seika/pdf/8/166.pdf
硬さの定義はなかなか難しく、硬いがもろい、硬いが磨耗する、といった ことがあるので単純にGPaなどで表せません。 通常、試験方法を指定してその指示数値をそのまま書きます。 HVの「H」はハードネス、硬さ試験の意味、「V」はビッカース硬さ試験 であることを示します。他にHR(ロックウェル固さ試験)、HS(ショア 硬さ試験)などがあり、試験方法の指示であって単位ではありません。 数字は単位なしの無名数です。 強さの指標でしたら「引っ張り強さ」のほうが良いかもしれません。 これは単位Paで構造計算の式のなかにそのまま使えます。
お礼
回答ありがとうございます。 ナノインデンテーションによってカミソリの刃(SUS410)の表面の物性を調べたのですが、理論値との比較をしたいと考えています。ところがナノインデンテーションによって示される値はGPaであったので比較できずに困っています。 HV=0.189N/mm^2というビッカース硬度の式があるということを知ったのですが、ここからGPaの単位に持っていくことはできるでしょうか?やはり無理なのでしょうか。
磁性と帯電しやすさは関係ありません。SUSは導電性がありますから,帯電しません。 「硬さ」には,いろいろな表現があって,その相互換算や,使い方で悩むことがあると思いますが,「GPa」単位の硬さでは特定しにくいものと感じます。どのような目的で,どのような計算式に代入しようとお考えでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 ナノインデンテーションによってカミソリの刃(SUS410)の表面の物性を調べたのですが、理論値との比較をしたいと考えています。ところがナノインデンテーションによって示される値はGPaであったので比較できずに困っています。 HV=0.189N/mm^2というビッカース硬度の式があるということを知ったのですが、ここからGPaの単位に持っていくことはできるでしょうか?やはり無理なのでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 ナノインデンテーションによってカミソリの刃(SUS410)の表面の物性を調べたのですが、理論値との比較をしたいと考えています。ところがナノインデンテーションによって示される値はGPaであったので比較できずに困っています。 HV=0.189N/mm^2というビッカース硬度の式があるということを知ったのですが、ここからGPaの単位に持っていくことはできるでしょうか?やはり無理なのでしょうか。