Φ１８きり穴の最適方法

質問

Φ18きり穴、100mm厚貫通をハイスドリル使用で２mmのステップ加工しています。人がついていないこともあり安心感から長年この方法です。
1.5MPaのスピンドルスルークーラントを利用したサイクルタイム短縮、費用対効果、人が側にいなくても安心を兼ね備えた加工方法、ツールをご教授ください。１サイクル１０箇所ほどです。

回答No.4

noname#230359

現状に一番近い条件から試せるのはNTKのスローアウェイドリルだと思います.
形状は普通のドリルに近く、チップはハイスから超硬までラインナップされてます.
油穴は明いてますし、ハイスから入って安心できてから超硬に切り替える様な事が可能です.

イスカルの「カムドリルジェット」は、ヘッド(チップ)が研磨品で切れ味が普通のドリル並みに良く、
数回の再研磨ができるのでお勧めなのですが、残念ながら標準品は5Dまでしか無く、
φ18の深さ100mmにはちょっと足りません.
「ジェット」でない普通の「カムドリル」なら8Dまで対応していますが、
8Dのホルダは溝のねじれが小さく、またヘッドも研磨されていないので切れ味や切り屑排出面での不安はあります.
油穴はあいているものの、ドリルの二番部分ではなく側面になる様です.
なお、カタログはイスカルのウェブサイトにZIP圧縮されたPDFファイルが公開されてます.
→http://www.iscar.co.jp/

参考URL：

http://www.iscar.co.jp/

お礼

安いものではないだけに、工具選びは慎重になってしまいます。
かといって、せっかく工具が進歩しているのであればそれを試さない手はないですよね。NTKの情報、ありがとうございます。

回答No.3

noname#230359

被削材、加工穴数が分からないので的外れかもしれませんが

工具を選定すれば基本的にステップ無しで加工可能だと思います
残念ながらUドリルタイプのスロアウエイドリルは加工深さ比（L/D５以上）から無理ですね

1.5MPaのスピンドルスルーが装備されているのなら
OSGのVPドリル 粉末ハイスコーティングドリル
イスカルカムドリル　先端交換式（もしくは類似工具）
が良いと思います

お礼

VPドリル・溝長118というものがありますね。候補のひとつになりそうです。
イスカルのほうはカタログを取り寄せてみます。いろいろ具体的な商品名が出て
うれしい限りです。ありがとうございます。

回答No.2

noname#230359

被削材・使用機の動力・主軸テ－パ－は何でしょうか？この条件如何によってはスロアウェ－工具を使用できないことがあります。また縦・横どちらのマシニングをお使いですか？スピンドル圧はあるようですが。

でしたら十分加工は可能ですね。個人的にはパイロットドリル付きはお勧めは出来ません(過去に溶けたことが・・・)。後、ボディ－とヘッドのセパレ－ト式も(外れるリスクが・・・)。なので京○○製を良く使用します。半月切削も可能ですし。但しこれも4D迄ですので。ただ溝長が99mmあるのである程度の深さまでノンステップで、最後のみステップにしてみては？
ただ、チップの刃先摩耗が心配ですが・・・。

お礼

大変失礼しました。マザ製・縦マシ・４０番使用です。
被削材はs45cです。

来客の対応、電話の最中にガリガリッ、ゴッゴー。これが怖くて結局ハイス。
これが今まででした。貴重なアドバイスをいただきましたのでチャレンジしてみます。ありがとうございます。

回答No.1

noname#230359

こんにちは、かつて　材質：FCD (ﾀﾞｸﾀｲﾙ)の　深穴加工で　何度も　ハイスドリルが（横型の加工機だった為、ｸｰﾗﾝﾄが刃先まで　うまく届かない。　おまけに　切粉が　つながって出てくるでもなく　鋳物のように粉々になるワケでもなく等の理由で）破損して　困っていたところ　上司が　このドリルとﾁｬｯｸを　購入してくれて　非常に助かった覚えがあります。
普通の鋼材（ss400、s45c）でも　ｽｰﾙｰｸｰﾗﾝﾄも相まって　鋳物の切粉のように　粉々になって排出されて　ビックリした記憶があります。
検討されてみては　いかがでしょうか。　　 　

普通のドリルサイクル（G81)で　難なく加工できるはずです。

参考URL：

http://www.big-daishowa.co.jp/pdf_data/fullcut_Drill_series.pdf#search='ｽﾛｰｱｳｪｲ%20%20%20%20ドリル'

お礼

拝見したところΦ18は4Dまで、深穴用はΦ20からのようですね。
でも、すぐれものだということがわかり、使い道はありそうです。
ありがとうございます。