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寒冷地での塩ビ管使用の注意点
- 北海道の寒冷地でPVC(VU)管を使用した際に割れが発生した経験があります。
- 割れの原因は外気温変動による熱応力ではないと考えられます。
- 使用条件や材質強度との関係を考えると、適切なサポートと塗装が必要な場合があります。
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小生の経験からしますと、 ? 線膨張係数の違いによる応力 貴殿の記述で、 外気変動による熱応力が原因で割れたと推測し、サポート点の固定点と フリー点を配管系に応じて設けた にて、対策済み ? 内部の液体(水?)が凍り、膨張して塩ビ管を破損 貴殿の記述で、 冬季は運転停止状態となり、管内は空っぽの状態となる にて、対策済み 只、『サポートは、鋼材の上に置いている』が、気になります それは、『鋼材』と『塩ビ』の線膨張係数が異なり、応力が働く 又、支持(サポート)を固定とフリーとして、応力が掛からない様に配慮し 配置しているのですが、 フリーのサポートとフリーのサポートの応力の逃がしが、 競り合い、破損しているのでしょうか? <低温による硬化も寄与して> 今一度、確認して下さい。
VU管自体は低温で割れ易いことを体験的に知っておりますが、割れた原因は 何なのか・・・熱の伸びを逃がすべくサポートなどを工夫したにも係らずまた 壊れてしまったのですね?低温で割れ易いからといって無負荷で破壊はしない と思うので予想以上に力が加わる所がまだ残っているのかもしれません 少し高価だがHIPVという強度が大きいものを使うのが良いかもしれない まてよ、継手部分で壊れたといことはU字ボルトなどの固定部が原因かも 先日、首都圏の光ケーブルが寸断される事故原因について報道されていたが 原因は断面を調べた所、無数の穴が空いていたことだった。その張本人は、 セミだったようです。何でも木の枝と間違って卵を産み付けるらしいのです このように当初設計では予期しないことが起こっているかも知れませんね
樹脂の一般的な特性一覧表を見た限りですが、塩ビの熱特性は良くないです。耐寒性に劣り脆くなって割れやすくなる。 対策を施されてるとはいえ、継手部はどうしても応力を受けるせいだと思います。 対策としては可塑剤を配合すればよいが、塩ビ管は水を扱うこと前提、可塑剤の有害性を配慮してと思われ、そのような製品が無いようです。 耐寒性が優れる樹脂としてはポリエチレンがありますが、その配管部材があるのかどうか、専門外でよく判りません。 応力の更なる軽減と、材質の両面での検討をされるしかないと考えます。