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旋盤でSUS303を仕上げる際にバリが残るのはなぜ?
- 旋盤でSUS303の端面仕上げをする際、バリが残ってしまいます。
- バイトの選択、角度、切削速度、送り速度などを変えてみたが、バリが残ることに変わりはない。
- バリが残らずに削ることは現実的には難しい。
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始めまして。 快削ステンレスですね。 バリやカエリというのにも基準が無いので難しいですね。 例えばNC旋盤で加工する際を例として・・・ 私は以下の順序で切削します(仕上げ行程のみ記述) ?外径切削がある場合 ・端面を外から中心へ切削 ・C面の始点に右回りで弧を描くように侵入しそのままC加工 ・そのまま外径の仕上げに入る ?外径仕上げ行程が無い場合 ・C面の仕上げ終点に反時計回りで弧を描くように進入 ・中心に向かいC面を仕上げる ・そのまま連続して端面を仕上げる どれほどのバリ、カエリが問題になるのですか? かなりのシビアな精度が求められる場合、ラッピングという選択もありかもしれません。 弊社では304のリニアシャフト端面加工は旋盤で完結しております。
はじめまして。 私はNC旋盤なので端面仕上げする際には、角にRを付けてから 端面を仕上てますが、汎用旋盤なのですか? でしたら、端面仕上げした後にバリが出た箇所に面取りの刃物を 一瞬当ててやるとうまくいくと思いますよ。 仕上刃を45度に研いで、すくい角は大きめにすると良いですね。 その刃物を端面と面取りの兼用にするといいと思いますよ。
バリ発生のメカニズムをそれなりに理解した上で加工すれば、 303くらいならバリを殆ど出さずに削れると思いますよ. 切れ刃で切れずに塑性変形を起こしたその残りがバリやカエリなんです. 入り口や出口の角度でもバリやカエリの出方は変わります.
キッパリ・・・無理です・・・バリ取りは永遠のテーマと言われます。 バリとは、材料を削ると同時に幾分かを押し除けることによるシワのようなものです。 NCで端面→C面→側面と連続して刃を動かせば、そこでのバリは生じないが、それはシワを先送りしているだけで、刃を抜くときは必ず出現します。 刃の切れ味が良ければマシにはなるので、その工夫が必要。出たモノは取るしかない。汎用旋盤でカドをC面取りすると、ほぼ取れたように見えるが、カエリと称することが多い微小なバリが出ていて、これも問題になることがあります。
お礼
ありがとうございます。 やはりそうするしかないんですね~ 参考になりました