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フェロチックの鏡面仕上げについて困っているので教えてください。
- 二週間ほど前から鏡面仕上げの仕事に変わったが、知識が無く不慣れでフェロチックの放電面を鏡面に仕上げることができず、指先ばかりが痺れて困っている。
- 現在、アルミナ繊維強化プラスチックとダイヤモンドペーストで仕上げをしているが、なかなか放電面が取れない。
- フェロチックの硬さを考えると力量の差を埋める方法を探している。
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ダイヤモンドペーストなどの研磨剤は何番手の物を使用されておられますか? いきなり鏡面を仕上る番手(2000番とか)で磨いてませんよね。 徐々に番手を上げて焦らずに出来るだけ均一に磨くが早道です 客先での例で、ハイス等の磨きですが形状次第で機械は有りますよ。 下記URLメーカーの SMAP-A 1台 SMAP-? 2台で荒・仕上げをされています。 一度テスト加工を依頼したら如何でしょうか。
金型磨きは力業ではないです。プラ型を数面しか磨いてない浅い経験からもそう言えます。むしろ根気強い女性に適しています。身近な金型屋さん、有名処でTVに映るような場面でもそうです。 大きくとも微細なものでも、それなりの道具があります。 小物は超音波の工具。大きい物では回転工具。これらを使っておられてなら力を入れるコツは確かにあります。しかし焦らないことです。 また根を詰めすぎると腱鞘炎なることがあり、休憩と気分転換が必要です。 残念ながらこの材料は経験無いですが、超硬のようにTiCという硬い成分の周りを鋼で埋められている材料です。 TiC の硬さはHv3000 あります。従って磨きはこれより硬いものでないと歯が立たないはずで、↓の言われるアルミナは Hv1900 程度なのでダメと考えられます。 なので、最初から最後までダイヤ。その粒度を徐々に上げる=細かくしていく。辛抱がないとステップを手抜きして却って時間を無駄にしがちです。
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。 仰るとおりで腱鞘炎になってしまい益々と容量が必要になって参りました。 やっとみがきを始めて4ヶ月弱が経過しましたがステップを手抜きして却って時間を無駄にしてしまった経験もしました。 本当に根気の必要な仕事で息を詰まらせてする仕事ではないと痛感しております。 今後ともこの仕事と深く関わっていかなければならないと思うと早く自分のモノにしたいと必死です。 今後とも宜しくお願い致します。
単純に硬度比較しますと。 * 普通鉄材(SS400);Hv160、HRC0 ※ フェロチック ;HRC71 ★ アルミナ ;Hv1900 、新モース硬度;12(旧モース硬度;9) ☆ダイヤモンド ;新モース硬度;15(旧モース硬度;10) です。 モース硬度の資料は、以下を参照下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B9%E7%A1%AC%E5%BA%A6 鋼材等の硬度は、以下を参照下さい。 http://www.khkgears.co.jp/gear_technology/gear_reference/img/KHK_title_text_486.gif 両者の硬度換算は、基準が異なるので、非常に難解です。 結論は、世の中で一番硬いダイヤモンド(工業用ダイヤモンド)を より多く使用して、作業した方が、楽になるでしょう。 放電痕は、ダイヤモンドを多くして、除去して、 仕上げは、アルミナで行なうと、作業が早く、綺麗にできると 思います。 細腕なのでしょうが、頑張って下さい。 小生は、アドバイスしかできませんが…。
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ございません。 この数ヶ月、必死に毎日ミガキに専念しましたが仰る通りダイヤモンドが効果的で楽だと感じました。 しかしなかなか容量がつかめずダイヤモンドでの作業で力を掛けすぎたり手を滑らせて余計なキズを付けてしまいその後に苦労するといった経験もしました。 経験が浅い為にここでの皆様からのご回答がとても励みになります。 今後とも宜しくお願い致します。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ございません。 貴重なご意見ありがとうございます。 ダイヤモンドペーストは荒いものから順に使用しています。 折角、お答え頂きましたにも関らず専門用語すら理解もできません状態なので先ずはお答え頂きました内容の解釈を自分なりに調べて勉強したいと思います。 ありがとうございました。