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薄い材料へのスクリーン印刷の方法について
- 薄い材料へのスクリーン印刷において、ステージに吸着する際に材料についてしまう問題が発生しています。
- 現状では、材料の裏に粘着力の弱い材料をラミネートして印刷し、その後剥がす方法を使用しています。
- 他に良い方法があれば教えていただきたいです。
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小職の経験は、ポーラスセラミックになります。 ?凹凸に付いては、グレード(メッシュ)#100以上をお勧め致します。 ※メッシュはJIS規格の粒径を示すそうです。 ?吸着治具に付いては、「専用」に製作が必要と思います。 母材治具にポーラスセラミックをはめ込み、表面研磨で平坦性を出します。 母材の外寸を穴治具と統一すれば、治具の乗せ替えで改造は必要無いと考えます。 ※但し、現在使用の「穴治具」に比べると高価になってしまいます。 通気性の良い紙での代用は可能です。 但し、表面粗さの精度は?です。 版用途のスクリーンメッシュを紙の変わりにしても良いです。 用途は少し違いますが、積層コンデンサの穴埋め印刷の時に基材の下に紙を敷いて印刷する事が有ります⇒テーブルを汚さない為の用途です。 吸引固定の強さは全面で吸着する為、問題無いと考えます。 心配は、印刷基材がロール状で延ばしても癖で戻ってしまう様な腰の強い物だと少し考慮余地が有ります。(一部でもリーク箇所が有ると厄介です) 参考になれば幸いです。
1.さんに同じく、吸着板を多孔質にするのがよいでしょう。 セラミックス、カーボンがありました。金属板もあったように思います。 アルミナ・セラミックス http://www.asuzac-ceramics.jp/material/material7.htm カーボン http://www.tankenseal.co.jp/common/images/catalog/porus_carbon.pdf
お礼
回答有難うございます。 そのようなものがあるとは知りませんでした。 参考にさせて頂きます。 スクリーン印刷に関しては初心者ですので、またいろいろと質問する事があるかと思いますので、そのときはよろしくお願い致します。
吸着治具を「多孔質」に変える事で解決できると思います。 現在お使いの「印刷機メーカ」に問い合わせては如何ですか? 上記治具で、印刷中に材料が持って行かれる様でしたら、外周(印刷エリア外)の穴吸引で補助すれば良いと思います。
お礼
回答頂きありがとうございます。 いつも、私の質問に丁寧に回答頂きありがとうございます。まだスクリーン印刷を始めて2,3年しか経っておらず、是非いろいろとご教授頂きたいと思います。 「多孔質」の治具があるとは知りませんでした。 ?治具に凹凸があるので、それがパターンに出ることは無いのですか? ?現在孔加工のステージを使用しているのですが、改造無しでそのまま取り付けできるようなものなのですか?
補足
回答有難う御座います。 ポーラスセラミックは高価そうなので、通気性の良い薄い紙で代用できないかと考えておりますが、実際に使用されたことはございますか? できれば、ポーラス治具以外のアイデアがございましたらご教授願えませんでしょうか。 ポーラス治具を使用した場合、版離れの悪い条件(ベタのパターンや粘度の結構高いインクを使用された場合)では、吸引に負けて材料が版にくっついてしまうことはございますか?