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金属の絶縁抵抗について
- 絶縁抵抗測定におけるメガテスターの挙動について疑問があります
- 最近の製品では低温時に絶縁抵抗が低くなる現象が確認されています
- 暖房による温度上昇で絶縁抵抗が正常に戻ることが確認されています
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どのような製品なのかは分かりませんが、温湿度の問題と考えます。 多少話は違うのですが、工場には停電検査というものがあります。 停電させて、電動機類の絶縁抵抗の確認をするというものです。 弊社は24時間操業のため、毎年盆休みに実施しています。 停電検査の朝まで操業をしている場合は電動機がついさっきまで稼動しており、乾燥した状態にありますので、メグで指摘を受けることはまずありません。 これが操業停止翌日ともなると、夏場の気温の空気が抱え込める水分量が増えることもあり(相対湿度では同じでも空気温が変われば絶対水分量は異なります)、メグは完全に下がります。 今年の検査(2日空きあり)で0.1メガの改修指摘を受けた操作電源系統も、操業停止直後の測定では7から10メガ程度となります。 停電検査を実施する電気保安協会もこの辺は理解しており、操業停止後の空き日数、天候、風の強さ(関係しているといいます)、気温等が絡んでいるといいます。 製品とかかれてありますので通電乾燥させることは困難と思いますが、保管するときの温湿度管理を確実にすることで改善するのではないかと思います。 小生なら、保管倉庫内での気温、相対湿度及びメグ測定を実施し、その後に暖房のある部屋に運搬し、メグをしながら、気温、相対湿度、物体温度(非接触の温度測定は数千円のもので可能)の変化を連続測定し、メグとの相対関係の推移をグラフとしてまとめるなんて面白そうだと思います。 高温蒸気線図とはいいませんので、まずは飽和水蒸気量、相対湿度曲線、絶対水分量の表をみながら、何度の空気はどのくらいの水分を抱え込めるのかなどを把握し、自分なりに理論構成し測定することをお勧めします。 小生が担当なら是非やってみたいとおもいますよ。 もしもデータがとれて、相関関係が分かったらどこかにアップしてくれるといいなと思います。 是非見てみたい。 ぜんぜん違う理由だったらすいません。 でも、自分で考えて自分で測定して自分でまとめて、人にわかり易い説明の出来る紙一枚に簡潔にまとめる(湿度は関係ないという結果であっても)なんていうのもいいトレーニングだと思います。 多分2時間もあればデータ取りはできるでしょうから、物は試しくらいでやってみたらいかがでしょう。
結露ではないですか? 倉庫保管温度 測定する室温(湿度)の温度差が大きいと 冷えている物の表面に接している空気が冷やされ 飽和水蒸気量曲線からはみ出た、水蒸気が 冷えている物の表面に 水滴として出てくる メガ抵抗低下 製品温度が室内温度に上昇 表面水滴がなくなり メガ抵抗良好 ではないですか?
お礼
ご指導ありがとうございます。 外観的には結露は見えないのですが、製品内部にご指摘のような 結露が発生している可能性も考えられると思います。 内部を見る為には、製品を壊さなくてはならないので今までやっていませんでしたが、やってみたいと思います。 大変参考になります。 ありがとうございました。
温度が低いほうが抵抗値は下がるのでは? 超伝導は低温での現象ですし。 ↓こんなの、役に立ちますか? http://sylph.fbc.hc.keio.ac.jp/gp/index.php?plugin=attach&refer=%CA%AA%CD%FD%B3%D8%BC%C2%B8%B3%2F%C5%C5%B5%A4%C4%F1%B9%B3%A4%CE%B2%B9%C5%D9%CA%D1%B2%BD&openfile=%C5%C5%B5%A4%C4%F1%B9%B3%A4%CE%B2%B9%C5%D9%CA%D1%B2%BD.pdf
お礼
回答ありがとうございます。 一般的に温度が低いほうが抵抗値は、下がるのでしょうか? その辺素人なのでよくわかりません。なんだか、温度が高いほうがものが活性化して抵抗値が下がるような気がしていました。 参考になります。 ありがとうございます。
お礼
大変丁寧なご指導いただき本当にありがとうございます。 解決に向けての方向性が出たところで、ご指摘のようなテストを実施していきたいとは考えております。大変参考になります。 ありがとうございました。