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メガーテスト、絶縁抵抗値
低圧電気取扱安全必携のテキストを読んでいます、その中で、交流アーク溶接自動電撃防止装置構造規格、第3章 第15条のことなのですが、電気機器の保守、メガーテストにおいて、絶縁抵抗、100Vで0.1MΩ、200Vで0.2MΩの絶縁抵抗値でなくてはならないところ、電撃防止装置の試験結果は2MΩ以上となっています、10倍、電気を通すまいという力が強くなければいけないのでしょうが、たしか工場の中の溶接機は200Vの電圧じゃなかったですか?機械に応じて、絶縁抵抗値は変わってくるのですか?
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元、電気機器の設計をしていました。 お尋ねの溶接機についての知識は全く持ち合わせておらず、適格な回答ができませんが、一般に機器の絶縁抵抗の基準については、かなりいい加減な決め方がされているのではないかと思います。 絶縁抵抗というのは結局、電圧を加え、漏れ電流を量っている訳ですね。 従って、機器が大きくなればそれだけ漏れる電流も大きい訳で、ある程度の機器の大きさや構造を想定しなければ、漏れ電流がどれ位であればよいのかの目安を決めることは難しいでしょう。 本来は絶縁抵抗より耐電圧試験の方が信頼できる訳ですが、試験装置が大掛かりになるので、簡易的に絶縁抵抗測定で代用している訳です。 絶縁抵抗の基準もはっきり言って、その根拠は怪しいのではないかと思いますが、資格試験受験として勉強されているのなら、一般知識として覚えておいてもよいでしょう。
お礼
設計の方ですか・・・さすがに説得力がありますね、ありがとうございました。