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接着剤の気泡除去方法について
- 接着剤を塗布して貼り合わせる際の気泡除去方法について困っています。
- 熱板プレスと真空ラミネーターのどちらが良いか悩んでいます。
- 真空ラミネーターでは加圧も弱く気泡が抜けやすいと言われていますが、それは正しいのか分からないです。
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フィルム同士を貼り合わせた後、オートクレーブ(圧力容器)に入れて気圧による加圧を加えると、気泡がきれいに消えてしまいます。 気圧による加圧は等方加圧なので圧力が一か所に偏ることもないので、接着剤がはみ出るようなこともないと思います。 気圧(加圧)したまま接着剤が硬化するような条件(加熱等)を加えて固めてしまえば、気圧を解いても気泡が再発するようなことはありません。
私の知っている会社(社内加工ではなく外に出しているとの事)では、PETフィルム同士を気泡が入らないように接着を行っていると聞きましたが、接着方法は教えてもらえませんでした。 基本的にはフィルム素材は選ばない、との事。 御社が社内で接着加工を行うのか、外に接着加工を依頼するのか分かりませんが、気泡が入らない接着加工を行いたいと言うことであれば一度相談してみては。(接着したサンプルを一度見せていただきましたが、確かに気泡は目視でよく見ても確認できませんでした) 気泡が入らないように接着加工を行っている会社では、社内で接着剤のコーティング加工も行いますが、機械も製造しているようで、接着剤コーティング加工・貼り合せ及び加工機械の受託生産も行っているようです。 通常、主に半導体関係のコーティング機械を生産しているみたい。 一度相談してみる価値あるかも!!
- 参考URL:
- http://www.aivi.co.jp/
基本的にはAkira1さんのお考えどおりで良いと思います。 フィルムの大きさはどれ位?、張り合わせ温度での接着剤の粘度は?、接着剤の塗布方法は? 等検討すべきパラメターは色々ありますが熱板プレスでは気泡を抜くのは困難でしょう。真空ラミネータのほうが有利ですが、真空+熱板のラミネータがベストでしょう。以前基板の張り合せの質問された方に熱板で真空のプレス装置をご紹介した記憶がありますが詳細を忘れてしまいました。ところで接着剤は真空脱気(脱泡)していますか?まずそれが最初の関門です。それから塗布方法が悪いとせっかく脱気しても再度空気を巻き込みます。
お礼
お忙しいところ、ご回答いただきまして大変ありがとう御座います。 基本的な考えが間違っていなくて”ホッ”としました。 接着剤は既にフィルム上に塗布されているものを購入しますので 購入先と打ち合わせをしてみます。 ありがとう御座いました。