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亜鉛メッキ薄鋼板の錆びについて
- 水・水分(湿気)が亜鉛メッキ薄鋼板の錆びの発生原因として挙げられています。
- 材料メーカーに質問する際には、錆び発生後の侵食拡大の有無や塩水噴霧試験データ、材料強度・硬度の変化などの情報を取得することが重要です。
- 現状のサンプルを侵食分析するための依頼も行う予定です。
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まずは錆が本当に錆なのかどうかの分析が必要と思います。色は赤茶色なのか 白色なのか、全面に出ているのか部分的かなどの外観観察(できれば写真を撮って)自社で分析できなければメーカーに分析を依頼することです。 錆は製品製造後に発生したのでしょうか?製造時は正常だったとすれば御社の保管環境にも原因があるかもしれません。 次に、できれば再現試験を行います。高湿環境で再現するかどうかです。 さらにメッキ厚さはどうでしょう。薄すぎることはないでしょうか? 一般的には膜厚計や断面カットして電子顕微鏡などで確認します。 何はともあれ錆の正体を知ることが第一だと思います。
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回答とは、ずれたことですが、参考になればと思い書きます。 メーカー側の問題を考える前に、お使いになっている現場の状況を 確認してください。 錆びが発生するのは酸素と結合するだけでなく、 塩素でも“錆び”のような状態になります。 保管場所の環境で、塩素をかぶるようなことはありませんか? 近くでゴミ(特に塩ビ類)を焼却しているとか、メッキをしているとか。 もう一つ、亜鉛鋼板のJISでの表記を開示してもらえますか? 例えば SECH-P とか。保管日数とか、 保管状態(荷姿と期間)のデータもメーカから聞かれると思いますので、 温度や湿度の時間による変化、塵埃の状況、車両の出入り状況(排気ガス) の状況など、できるだけのデータを作っておかないと、日にちだけが ずるずると過ぎてしまい問題解決が遅れてしまいそうです。
お礼
ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
ステンレスと同様に酸化皮膜で防錆効果があることは知っていたつもりだが 参考URLにあるように、犠牲防食作用とは知らなかった。此方も勉強になった 従って亜鉛が錆びることは予め予測されていることだが、本当の問題の中身は 耐用年数では無いかと思います。恐らく材料メーカーは、規格通りですから あとは使用(保管)環境の問題となると予想。ちなみに海岸沿いの地域の場合 溶融亜鉛メッキでも、ほんの二日でも、まっ白に変色して醜いものになります
お礼
為になる回答ありがとうございました。自社でアドバイス一番の評価を頂きました。こちらを参考にし材料メーカさんと話をもっていきたいと思います。他力本願ではありますが補足でもありましたら追記等これからも宜しくお願い致します。ありがとうございました。失礼します。