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モータの許容回転数を超えた使い方によって砥石の破損原因になるのか?
- 平面研削盤の主軸モータの許容回転数を超えて使用することにより、砥石の破損原因となる可能性がある。
- モータの許容回転数を超えると振動や摩擦が増加し、砥石に過度な負荷がかかるため、破損しやすくなる。
- その他の砥石の破損原因としては、切り込み量や砥石の耐久性、砥石の使用状況などが考えられる。
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「平面研削盤の主軸モータの名板に周波数50Hz、回転数1420rpm」ということは汎用のモーターをインバータ駆動されてるのですか? 多分とっても危険だと思います。振動の保障も出来ないし電気的にもインバータ駆動専用モーターの使用を進めます。想定外の周波数にピークを持つ可能性があり電気的、機械的共振をおこし異常振動を起こすことがあります。
・使用している砥石の種類は何でしょうか?200Dになっているのでダイヤモンド砥石でしょうか? ・電着ダイヤだとすると砥石破損は考え難い。 ・通常 破損するならば普通砥石一体型またはコア付CBN砥石のはず。 ・現実的に砥石が破損しているので、素直に考えると砥石に強い力や応力が発生していると考えられます。その要因としは、 強い力ー外力ー突発的に加わる加工力ー取代大-前加工不良 -セットミス -加工条件 -ドレス位置の熱変形 -砥石目詰-クーラント量or圧力不足 -ドレス不良 -外乱振動 -内力ー砥石アンバランス量大 -固有振動 強い応力ー熱応力発生ー熱的分布差ー取代大 -クーラント量or圧力不足 -遠心力ー砥石の安全周速を超えて使用 -コア付砥石などの接着不良(不均一・ボンド染込み) 以上考えますと A:-前加工不良・・前加工寸法バラツキで取代が多い。 -セットミス・・・・・取付バラツキで取代が多い。 -加工条件・・・・砥石とワークが当るまでの距離設定量が少ない。 -クーラント量or圧力不足・・量・圧力の増加を行ってみてください。 砥石周速が2500m/min以上だと10kgf/cm2を目安に してください。また砥石が目詰まりしているなら ば砥石に直接かける方が良いと思われます。 尚、砥石が頻繁に破損しているのは、異常な状態ですので早めにこの平面研削盤メーカに依頼してモータ変更を含めた正式改造を行うことをお勧めします。 御参考になれば幸いです。
研削盤の砥石軸モーターには防振タイプのモーターが使用されています。 このモーターは、常用回転数において回転振動が一番小さくなる様に ダイナミックバランスが取ってあります。 インバーターで回転を上げた場合、モーターが異常振動を発生する事もあります。 特に機械の固有振動数と共振状態になったりすると一発で砥石破損となる 事もあります。この辺は砥石の回転バランスも影響しますが・・・
・砥石には最高砥石周速が記載されていると思います。一般砥石なら60m/sだと思います。砥石径より砥石回転数を計算して、現状3620rpmが妥当か確認する必要があると思います。 ・砥石のバランス出しをしっかり行う。(打音検査もしっかり) ※砥石径を連絡頂ければ?
お礼
竜の子様 ご回答、ありがとうございました。 実は同じ砥石を他の機械でも使っており、問題はありませんでした。 このタイプの機械だけ(モーター許容回転数1420mm)は砥石破損が起きています。 .砥石は特注品です。 .砥石のバランスをもっとしっかり出して見たいと思います。 打音検査はどのように行いますでしょうか。 ご教授をお願いします。
お礼
オーバーホールGOHZN様 ご回答、ありがとうございました。 海外出張の関係でインターネットを見れず、 お礼するのが遅くなって、申し訳ありませんでした。 モーターが異常振動を発生する場合は機械を触ったら分かりましでしょうか。今回のケースは触った感触では振動が感じられませんが、何か異常振動を測る方法がありましたら教えてください。 よろしくお願いします。