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高剛性のマシニングセンタが重要な理由
- 近年のマシニングセンタは高速回転傾向にあり、汎用フライスに比べて主軸の剛性が少なくて重切削に余裕がないことが問題となっています。
- 一方、BT50主軸のマシニングセンタは軸受内径がφ85と太く、重切削を行うと轟音が発生することがあります。
- マシニングセンタで主軸受けが太く、コンパクトな機械を探している人は多いです。
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こんばんは 最近オーバーホールした主軸(NT50)のベアリング(BB)がありましたので測ってみました。 内輪の内径=φ100 外輪の外径=φ150 ボールはパチンコの玉より一寸大きい感じがしました。
そうそう、マキノのMCシリーズは主軸軸受がテーパーローラだったと思います。古い機械ですけど・・ まだHPには載っていますので生産しているのでしょう。
お礼
テーパーローラーで4000回転も回るのは すごいですね
久しぶりに参加させて頂きます。 おっしゃる通りで、汎用機は主軸にテーパーローラーベアリングを使用していますし、本体設計が古いので本体もしっかりしていて強いと思います。 マシニングセンターでテーパーローラーを採用しているものは無かったと思いますよ。 弊社(私は某工作機械メーカーの営業です)でも、マシニングセンターは全てアンギュラベアリングです。 軸受け内径のサイズも影響しますが、ヘッド本体の大きさやスライド(摺動面)の幅も影響してきます。 やはりトータルバランスが大事ではないでしょうか。 設備計画がまだ先であれば、今年は11月ごろにJIMTOFがありますので見学に行って実際に見て、各メーカーに質問してみてはいかがですか。 (弊社も出展します) 参考になれば幸いです。
お礼
JIMTOFってたしか東京でしたよね 私は福岡なので福岡でおこなわれる機械展に たまに行っています
重切削を望むのなら、各社で用意されている高トルク仕様という低速回転仕様で、かつ、軸受内径が120mm以上のものを検討されれば、よいと思います。低速回転仕様なのは、モータの出力を上げるためだけでなく、主軸軸受の予圧を上げて、剛性を高めるために用意されているからです。 ギア駆動であれば、低出力のモータでも軸出力をあげれますし、最高回転速度も低いので主軸軸受の予圧をあげることができ、高剛性な主軸にできます。 ビルトイン主軸でも、600rpmで30kwのモータと内径120mm以上の4列軸受があれば主軸剛性は十分で、残りは刃先からワークまでの機械全体の剛性が重切削性能を決めます。機械の剛性を決めるのは、案内面だけではありません、構造も重要です。 加工の共振点をはずした構造になっていることは必須ですが・・・(高剛性=機械の固有振動数が高い=共振しない=びびらない)
お礼
どのメーカーも高トルク仕様というものがあるんですか 、なるほど、参考になります
みなさんがおっしゃるとうり、昨今の工作機械ですが、以前某工作機械メ-カ-の資材担当課長さんが、 言ってましたが、「10年間機械を有効に使うなら角スライドの機械がいいにきまってる。 でも工作機械メ-カ-の立場から言うとそんな機械より、製造するにも簡単で、工数がかからない機械を5年単位で買い替えてもらったほうが有りがたい」って言ってました。 我が社もMC,NC旋盤10数台ありますが、1台だけ LMガイドの機械です。 これは、客先の関係でしかたなく導入した機械です。 (BT40) 全く剛性がなく少しのエンドミル加工でも工場内に 悲鳴のような音が響きわたります。 さて本題ですが、弊社も現在、横MC及び5軸MC の導入を検討中ですが、BT50で角スライドの機械 は、なかなかないですね。 アフタ-サ-ビスの事を、 あまり考えないならK機械がそこそこ削れるみたい ですが......。 高精度の加工を望むならやはり、 安田工業の右いや左にもでる機械は無いとおもいます。
お礼
安田工業の機械は高精度のイメージがありますね。 スライド機構はローラーガイドでも静圧角ガイドでもどちらでも良いのですが 問題は主軸そのものの静剛性です。 私が望んでいるのはこれでもかというほどの 太い主軸受けを持つコンパクトなマシニングセンタです
剛性と馬力でいくなら、すこしマイナーですが日平トヤマもいいですよ。 いまだに角スライドで機械つくってる会社ってなかなかないですよね。みんなリニアガイドになっちゃって。ただ、ATCと早送り速度が他社に比べて遅いので、やはり一押しは値段とパフォーマンスでみると、オークマさんな気がします。新潟鉄工もまだ角スライドの機械つくってますので、色々と性能比べて、合見積で値段下げていくのがいいと思います。
お礼
やはりオークマさんですかなるほど、参考になります。 うちのマシニングも全軸角スライドで軸送り剛性は折り紙付きです。 しかしそれに対して主軸の静剛性が完全に負けております。
おはようございます。 マシニングが大きな音が出る原因のひとつに、本体の鉄板の共振が理由のひとつにあります。 牧野さんのBT50を使用していますが、重切削は昔から重宝しています。 共振防止に、裏側に静音シート(車用)を、貼り付けてますが共振しません。 主軸も丈夫です。被削材はS55CやSKが多いですが、今の所バリバリ削ってますよ。 あと、50番でに重切削は、機械のアンカー処理もしておかないと、機械が踊ります。 でわでわ
お礼
そうなんです、外側の鉄板が太鼓のように振動します。 重切削すると胃に響いてトイレが近くなるんです。 裏側にシートを貼ろうかといつも考えますけど 切削水がかかるので切削水にも耐えるようなのがあればと思っております。 牧野さんのホームページ見ました。 よく見ると強そうなのがありました。 ありがとうございます
そうですね。最近の機械は高精度・高速化傾向にありますよね。 私はNC機以外知りませんが、 同じ加工をして昔の機械ではビビらなかったのに、最新の機械ではビビるなんて話を職場で聞きます。 主軸だけでなく、高速化するために鋳物の自重を減らしたり、リニアガイドを使用しているのも剛性が落ちる原因なのでしょうか? ただ、最近ではZ切り込みを薄くして高速送りで加工し、能率を上げようとする加工方法もありますよね。 金型加工の場合、荒加工でZ切り込みが薄く仕上がっているほうが後工程で工具に優しい加工ができるメリットもあります。 (Z切り込みを多くしてバリバリ削ったらそのような加工面は出来ませんよね) このような加工の場合は今の機械のほうが適しているのかもしれません。 また、主軸モーターの能力も考慮しなければいけませんよね。 例えばモーターの能力が10KWしかないのに、S45Cを1000?/min削るなんてことは不可能ですよね。 前置きが長くなりましたが、私が知っている範囲で剛性の高い機械といえばオークマでしょうか?
お礼
ありがとうございます、 オークマは強そうな機械が多そうですね。 10kwで1000cc削るのはギア駆動にすれば可能です、モーター出力はあまり関係はないのです。 うちの汎用フライスは2.5kwですけど マシニングとは比べものにならないほど力と剛性があります。 汎用旋盤もNC旋盤に比べてモーター出力は1/4くらいでも力と剛性ははるかに上です。 高速高送りは金型の発想で いろんな難素材を削る機械加工では ハイスでゴリゴリと削るほうが安全ですし静か なので主軸そのものの剛性があるマシニングセンタはないものかと 思っています。
お礼
太い。いいですね