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テーブル(機械定番)のひずみと修正方法について
- テーブル(1800×1600)のひずみに関して再精度を行った結果、平行度の問題が浮き彫りになりました。
- 約12年前に据付けられた機械では、テーブル移動量の増加や重いワークの取り扱いに伴い、ひずみが発生している可能性があります。
- 修正方法としては、機械内での修正やテーブルの外し、別の加工機での修正が考えられます。ただし、メーカーに修正を依頼する場合は時間がかかる可能性があるため、経験のある方からのアドバイスを求めることをおすすめします。
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平面研削盤のマグネットチャックの修正研削のように、横中繰り盤のテーブルをその機械自身で削って修正しようとお考えなのでしょうか? テーブル(1800×1600)に対して移動量3000mmですから削り残しも無くできそうに思われますが、問題がテーブル上面の歪ではなく、テーブル案内面(スライドの摺動面)の歪だったら、どうなるでしょう。 歪んだ摺動面に倣ってテーブル上面が削られることになり、結果としてテーブル上面にダイヤルゲージを走らせても振れないけれどテーブルは平面ではない、というなんとも混乱した事態になってしまいます。 やはり、Chloe 様のお答えにあるように、機械全体のレベル調整が先決で、その上で精度の確かな直定規を用いて機械各軸の動きを検証するべきでしょう。 なお、摺動面全体が凹または凸に湾曲しているときは、通常行われるようにテーブルに直定規を置いてダイヤルゲージなどのインジケータでチェックしても歪を発見できない場合があります。 その場合、インジケータを2個使用しなければなりません。図で説明できないのでわかりにくいかもしれませんが、方法は次の通り。 テーブルに置いた直定規の右端から1/3位のところにA、左端から1/3位のところにBのインジケータをセットし、テーブルを移動してAのインジケータが当たっていたところにBのインジケータが来たとき、またその逆に移動してBのインジケータが当たっていたところにAのインジケータが来たときの読みの差からテーブルの摺動面の全体的な湾曲を知ることができます。 そのうえで、機械各軸の摺動面の精度が納得できる範囲であれば、テーブルの削りなおし修正も有効です。 判りにくい点がありましたことをお詫びいたします。 「機械各軸の摺動面の精度」云々については、狂いが出ているのは「機械の動き」なのか、それとも「テーブルの形状」なのか、それを先ずはっきりさせましょう、ということです。 機齢を考えるとそれなりに、ではあっても「機械の動き」は精度が出ていることは確実、と判断できたならば、当然の結果として狂っているのは「テーブルの形状」と判断できるからです。 「テーブルを外し、5面加工機などで修正」も検討されているようなので、おそらく、後付の枡形のテーブルではないかと思われますが、横中そのものの狂いにテーブルが倣って歪んでいるという可能性を否定してからでないと、その横中自身ではテーブルの形状を正しく修正することができないのです。 「真ん中辺りでは+0.07mm」とありましたが、仮にX軸の動きが全体に凸であったならば、B軸0°のときにXY面とZ軸の直角を修正しても、90°あるいは270°に旋回させたときにはその面はYZ面になりますから、X軸の中央付近ではX軸と直角でも、X軸を動かして端のほうに寄せると直角が狂ってくる、というお話のような問題が起きるのです。 機械の動きの精度をとりあえず簡単に調べる方法としては、水平面(XZ面)だけのことになりますが、テーブルに感度0.01~0.05mm/1000mmクラスの精密水準器を置いて、ストロークいっぱいに動かして水準器の読みの差を見る方法があります。 Z軸の始端・中央・終端の位置でX軸を始端・中央・終端と動かし、各位置での水準器の読みの差を見ると、X軸の全体的な真直度とXZ面の動きのねじれのおよその量を知ることができます。 精密水準器はお持ちのことと思いますので、とりあえず、このあたりのチェックから始められることをおすすめします。
基本的にはテーブルを加工し直す事はないですね ベットのレベル出しをして各軸の直角、進ちょく度を調整すれば かなり改善されると思います 大型の機械で平行が出ないときはワークをテーブルに直置きせず 正直台で受けて加工します その時に平行が出ないのなら正直台を加工するかライナーを入れて 平行がでるように修正します そうしないとレベルが変わるたびにテーブルを加工していたら きりがありませんよ 進ちょく度>誤 真直度>正 でした もしお名前の機種ならばテレスコカバーが摺動面に掛かっているはずなので 極端な部分摩耗は無いと思われます
補足
お返事、遅くなって申し訳ありませんでした。 わざわざ、有難うございました。 回答NO.02 B坊さんへの補足に書いてます通り、自身の機械での修正加工は暫らく保留にしたいと思います、これから先のことをもう少しじっくり考えてみます。 また、この質問も少しの間、保留にさせてもらいますので、何かお気付きの点がありましたら、”回答NO.02 B坊さん” 同様、宜しくお願い致します。
補足
お返事が遅くなってすみません、 ご回答有難うございました、確かにB坊さんChloeさんのおっしゃる通り自分の機械での切削(修正)は好ましくないみたいです。 お世話になってる商社の方もおっしゃってました、修正後は何とかなるみたいですが、B軸(テーブル回転軸)を90度・180度・270度のさまざまな角度にもって行く時や少し時間が経過するなど色々な観点から見るとさまざまな不具合が予想されると聞きました。 実際に自身の機械で修正加工をして機械の精度が狂ってしまい平行度・直角度に誤差を生じて困ってる会社もあるって聞きました。 もう暫らく様子を見、最適な修正方法を検討してみたいと思います。 勿論、メーカーや機械に詳しい商社を通じてこの先、一番最良な答えをゆっくり考えてもらいます。 また、何かお気付きの点がありましたら、御教えいただければ幸いです。 暫らくはこの質問を締め切らないでいますので、宜しくお願い致します。 ちなみに「機械各軸の摺動面の精度」の欄、少し分かりにくいので、この点も詳しい方に確認してみます。