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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:磁性の用語)

磁性の用語についての定義と区別

このQ&Aのポイント
  • 磁性の用語についての定義と区別を教えてください。磁性の用語としては、強磁性、常磁性、反磁性、弱磁性、磁性体、非磁性体があります。これらの用語の意味を具体的に教えてください。
  • 磁性の用語としては、強磁性、常磁性、反磁性、弱磁性、磁性体、非磁性体がありますが、これらの定義や区別がわかりにくいです。具体的な例や特徴を教えていただけますか。
  • 磁性の用語について教えてください。強磁性、常磁性、反磁性、弱磁性、磁性体、非磁性体についての定義と区別を教えていただけますか?具体的な例も教えていただけると助かります。

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

英語では、   強磁性 (Ferro-magnetic)   反強磁性 (Anti-ferro-magnetic)   反磁性(Dia-magnetic)   常磁性(Para-magnetic)   非磁性(Non-magnetic)  磁性は不対電子のスピンに起因する現象です。従って、金、銀、銅など不対電子を持たない金属は非磁性です。  磁性体は電子のスピンの整列の仕方によって、強磁性、反強磁性、常磁性があります。これらは、強さはともかく、いずれも磁石にくっ付きます。プラスの磁化率です。  強磁性では人間の手で磁石を持って行くとはっきりとくっ付くのが感じられますが、常磁性や反強磁性では吸着力は極めて小さく人間の手では感じられないでしょう。そういう意味で、常磁性と反強磁性は実用的には弱磁性というより非磁性の一種と言ってよいでしょう。  強磁性は、その名の通り鉄(Fe)に代表される磁性で、結晶中で隣り合った原子の不対電子のスピンが、 ↑↑ のように同じ向きに揃った状態です。  反強磁性は、↑↓ のように逆向きに揃った状態です。反強磁性というと強い反磁性と思っている人がいますが、それは間違いで、磁化率は弱いプラスです。  常磁性は、電子のスピンの向きが揃っていない(ランダム)な状態です。  強磁性体も反強磁性体も温度を上げていくと、電子のスピンがランダムになって常磁性になります。強磁性→常磁性に変化する温度をキューリー点といい、鉄(Fe)のキューリー点は770℃です。反強磁性→常磁性の変態点はネール点といいます。  反磁性は磁石に反発する性質であり、負の磁化率ということになります。ただし、非常に弱い反発なので人間の手で反発を感じるのは困難です。ほとんどの物質は反磁性物質と言っても過言ではないでしょう。金属でも金、銀、銅など多くの金属は反磁性です。その他、プラスチックとかガラスとかも反磁性です。反磁性物質は不対電子を持たないので、本質的に非磁性です。  ただ注意したいのは、金属(鉄など)や金属の酸化物(砂鉄など)以外は反磁性かというと、そうでもなく、酸素分子などは不対電子をもっているので常磁性です。  なお、超伝導体は完全反磁性といって、磁石を近づけると強い反発を示します。超伝導体に磁石を乗せると浮いたままになるという「浮き磁石」の実験をテレビなどでご覧になったことがあるかもしれません。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。 ズバリ聞きたいことが100% クリア出来ました。

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その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1
noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。 大変助かりました。

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