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アンバランス量の単位について
- アンバランス量の単位について教えてください
- シグマ電子工業のフィールドバランサではアンバランス量の単位として「μm」と「N・m」を使用しています
- JIS規格では「μm」の表記が一般的ですが、「G0.13」として表記する場合もあります
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かなり時間が経過していますが、simon様の回答(2)に少し誤りがあると思われますので、大変恐縮ですが回答させていただきます。 フィールドバランサの表示単位「μm」は、たんに振動センサが検出した振動振幅になります(この値は同じスピンドルでも測定場所や振動系の剛性により変化する値です。) 回答(2)のeはsimon様記載の通り「比不釣合い」(偏重心距離ともいう)ですので、振動振幅である「0.13μm」をそのまま使うことはできません。 比不釣合い(偏重心距離)の計算式は e(μm)=U(g-mm)/m(kg) になります。(残留アンバランス量(g)×バランス修正半径(mm)をロータ質量(kg)で割ったもの) 上記式で求めた「e」を回答(2)の式に代入すれば「JIS釣合い良さの等級」が導き出されます。
その他の回答 (2)
>例えば30000min-1のアンバランス量0.13μmというのは、JIS規格ではどのように表記するのでしょうか?G0.13で正しいのでしょうか。 JIS G0905 3.1項(2)式から,釣合い良さをGとおいて, G=e・n/9.55 アンバランス量0.13μmは,この式のe(比不釣合いの大きさ,mm)を表しているはずです。 したがって,G=0.13x10^(-3)x3000/9.55=0.041 となり,等級で表すと,G=0.041となります。 次に,単位です。 不釣合いをU,質量をm(kg)とおくと, U=e・m(kg・mm) また不釣合いをU’,重量をW(kgf)とおくと, U’=e・W(kgf・mm) m=W/gなので, U’=e・m・g よって,U’=U・g となります。 JISでは,Uのほうを使っています。
お礼
計算方法まで教えていただきありがとうございました。 この計算方法を活用して、主軸のアンバランス量について調べていきたいと思います。
JIB B0905 「4.許容残留不釣合いの求め方」が参考になりませんか?
お礼
JIS規格で確認しました。内容が難しく、以前調べた内容と同じでした。回答有難う御座いました。参考になりました。
お礼
分かりやすい説明を有難う御座いました。フィールドバランサでの表示値は測定環境で変化するようなので、確認してみたいと思います。