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フェルトの樹脂加工についての質問
- フェルトの種類によっては樹脂加工すると溶け出すことがあるのか
- ウール60%、レーヨン40%のフェルトを樹脂加工する際に注意すべきこと
- フェルトの樹脂加工に関する情報をまとめました
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?樹脂は加工する目的に応じて選択する必要があります。 ここでは、使用目的が明確ではありませんので、一般的に風合い調整の目的で使用する場合、加工性、安全性、種類の豊富さ、性能持続性、コストでアクリル系樹脂がよいと思います。 またゴム系(SBR、NBR)なども代表的ですが、カーペットなどのバッキング材として使用されるケースが多く、フエルトと樹脂層にどぶ漬けして加工する浸漬方式ではアクリル系が一般的です。 フエルト、不織布に関するアクリル系樹脂は大日本インキ(DIC)がもっとも豊富な樹脂をもっていますので一度相談されたらよいと思います。 超硬度な加工が必要な場合、アクリル系にも限界がありますので、メラミン、フェノールなどの樹脂を使用する場合がありますが、加工時の環境整備も必要となりますのであまり一般的ではありません。 ?適切な答えにはなっていませんが、水に解ける一般的な繊維は水溶性ビニロンがあります。それ以外で水に濡らしただけで溶ける繊維は思いつきません。 ??でも書きました通り、アクリル系樹脂は様々なタイプの樹脂がありますので、様々な風合いに仕上げることが可能になります。硬さの中にも反発性の有り無しによって異なってきます。 殆ど有り得ないとは思いますが、樹脂液がかなり酸性又は、アルカリサイドによっていた場合、耐酸性、耐アルカリ性の弱い繊維使用の場合、樹脂加工により若干の減量が発生する可能性があります。 ?樹脂加工は使用目的を明確にすれば、樹脂の選択は可能(メーカが答えてくれます)です。また、加工方法及び加工条件も重要で、どのように樹脂をつけるか、また均一に樹脂をつけることも重要な課題です。加工方法は一般的に浸漬、コーティング、スプレーがあります。乾燥条件も重要で、特に温度により性能・出来栄えが変わる場合もありますし、ある温度以上にならないと性能発揮ができ ない樹脂もあります。
お礼
nakahiro様、詳しい情報ありがとうございます。 フェルトと樹脂の相性が大事なようですね。樹脂の特性などをメーカーさんに聞いて検討してみようと思います。 ありがとうございました。