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アルミの金型の加工条件について
- アルミの金型を加工する際、仕上げ面が綺麗にならない問題が発生しています。他の方々はどのような加工条件で加工しているのでしょうか?
- フラットエンドミルとボールエンドミルを使用した場合で、仕上げ面の違いがあるのか教えてほしいです。
- 具体的な加工条件の例があれば、ご教示いただけると助かります。
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被加工材はA7075であれば、超々ジュラルミンです、T651等の処理済みと思いますからアルミ金型材として適しています。 A7075-T651材のエンドミルによる切削加工テストでは(例1)回転数1,800rpm送り200mm/minで仕上げ面粗さ3.0Ry(最大高さ)(例2)3,000rpm送り450mm/minで仕上げ面粗さ2.5Ry、各仕上げ代0.05mmを得ました。仕上げ面を良くするには標準加工条件から回転数を1.31.5倍上げ、送りを70%程度にする方法もあります。金型用に使うアルミ合金の切削は工具の磨耗が少ないので100500mm/minの切削速度を採用し、効率よく仕上げ面を得ることができます。また、工具の刃数は通常切削は2枚刃でよく、高速仕上げ切削のφ6以下では4枚刃が優位の時があります。アルミ用工具もありますが一般の切削では通常の鋼用で問題ありません。 切削加工に関する質問は、使用機械の仕様、購入年度、被加工材の仕様(材質、寸法、形状等)切削する形状、数量、現在どのような工具を使いどのような問題が有り何を解決したいのか(どのような加工条件や工具、治具が適しているか等)が分かると回答しやすいと思いますが。
こんにちは、アルミ加工ですか・・・ 型材として加工をした経験はないのですが、銅アルミ専用 又は、アルミ加工用エンドミルを購入して治工具の加工をしました。 切削面は、かなり光沢があり型加工用には最適かと思います。 ただし、アルミ加工用のボールエンドミルがあるか?は分かりません。 御社に出入りの工具屋さんに聞いてみるのが早いかと思います。
被加工材がアルミ合金でプラスチック用金型の形状部の加工と理解して、材質面から回答します。 仕上げ面が綺麗な被加工材としては超々ジュラルミン(A7000系)があります。多少の加工条件の変動にも切削面は綺麗です。また、加工歪も少なく引張強度(58kgf/m?)、素材硬度(150HB)ともにアルミ金型としては適材です。一般の耐蝕アルミ合金(A5000系)は柔かく綺麗な面を必要とする切削加工や磨きには不向きです。 超々ジュラルミンは耐蝕アルミ合金に較べ素材費は高いので、金型部品としてトータル(加工性、歪修正、磨き、剛性等)で検討するとよいと思います。
お礼
ご返答ありがとうございます。 素材のことはよく分からないのですが、 A7075とくらべてどうなのでしょうか? もしよろしければ、ご返答お願い致します。
質問内容が漠然としていますので回答も漠然とした物になります。 出来れば現在一番お困りの工具、加工内容、加工データー、目標とするデーター、を開示してください。 それを足がかりに次は・・・と勧めていけば良いと思います。
お礼
ご返答ありがとうございます。 今使用している工具は、超硬工具で φ10、刃長40、加工内容は一般的なポケット加工です。 回転数は1200、送りが300でZピッチが1mmで仕上げの場合、XYZともに0.05ずつ残して仕上げています。 目標の面精度は Ra0.250.8の間を目指しています。 もしよろしければ、何かアドバイスをお願い致します。
従前の機械ですと短時間に加工するために切削量を出来るだけ多くしていたと聞いていますが、最近は加工軸の位置精度が高いので、切削量を少なくして刃物回転と加工速度をあげて加工すると聞いています。要するに「薄く・速く・何度も」という考えだそうです。この考え方で仕上げ処理を省いた方がおいでです。 出来上がりまでの工数はあまりかわらないか少し早いそうですからやってみる価値はあると思います。 出来上がりは機械+刃物+材質+加工条件で決まるということでしょうから実際にお使いの機械で切削条件のテストをされたらいかがでしょうか。
お礼
ご返答ありがとうございます。 早速いろいろな条件をテストして見たいと思います。
お礼
ご返答ありがとうございます。 早速明日にでも聞いてみたいと思います。 特にお勧めの工具とかはあるのでしょうか?