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ギヤードモータ正転、逆転の音の差について
- 問題となっている1軸直進運動の機構では、行き方向と戻り方向で負荷が同じなのにも関わらず、駆動音に差が出てしまっています。
- 原因はCWとCCWでギヤードモータの音の差があり、それを機構に組み付けることで音の差がさらに顕著になっています。
- ギヤードモータを使用する限りこの問題は解決できないのでしょうか？対策方法や過去の経験についてアドバイスを頂きたいです。
- その他（開発・設計）
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ギヤードモータの種類には ・平歯車（遊星歯車含む） ・マイタ（ハスバ）歯車 ・ヘリカル（遊星歯車・ハスバ含む）歯車 ・ウォーム（バレル歯車含む） ・ハイポイド ・リングコーン（歯車ではない） ・・・などがあります。 平歯車やマイタを使用しておられるならば音を消すことは不可能と言えます。 ギアボックスとモーターの組み合わせをギア機構が左右対称になるよう組み合わせれば行きと返りの音は近づくでしょうが音は消えません。 せめてヘリカルを使用した歯車で尚且つ研磨品・高精度組み付けでなければなりません。 平歯車の線接触よりヘリカルの点接触の方が音ははるかに小さくなります。 但しヘリカルはアキシャル方向に力が働くためギヤボックス全体が大きくなる可能性があります。 ギヤ機構の変更が早いと考えます。 ご参考までに、
お礼
ご返事有難うございます。 ギヤードモータのギヤヘッド内を調べたところ、金属製平歯車を使用しており、ギヤ機構は左右対称ではない構造です。大変参考になりました。どうも有難うございました。
今回の場合は両方向とも負荷は同じとのことですので該当しませんが、私の失敗事例をお話しします。あくまで参考程度にしてください。 チェインによるリフタの昇降部に使用しているギヤードモータ（０．４ＫＷ １／２５）の下降時のみカタカタと音がしました。ギヤのたたき音でした。原因はモータの送りスピードとモータ保持なしで自然落下する（摩擦負荷等は含む）スピードが近いため、モータはほとんど無負荷状態で回転、ギヤのかみ合い部の荷重方向が頻繁に変わりバックラッシュ間でハンチングしている事が分かりました。ギヤ比を変えることで異音はおさまりました。 すでに調査済とは思いますが、モータ電流を計り、両方向の負荷が同一なのか？モータ単体で正逆転に音の違いがあるのか？の確認は必要です。 うまく対策がとれるといいですね。ではでは
お礼
ご回答有難うございます。 そう言えば、前にやった試作でカタカタと音がしているのを聞きました。そのときは下降方向で重力方向のため無負荷に近い電流値を示していたのを覚えています。まさに同じ症状のような気がします。 今回、両方向のモータ電流値を見る限り同負荷ということは分かっており、モータ単品レベルですでに音の差があることまで調査済みです。モータメーカーの方には対策依頼を出しているのですが、弊社としてもそこのモータを選定した以上、責任持って原因究明する必要があり、頭を抱えている次第でございます。
当たり前すぎることをお聞きしますが 正転・逆転両用のモータですか？ それから、ブラシ付きのモータですか？ ブラシの当たり方は正転時と逆転時でおなじですか？ モータのメーカーに気を遣うことはありません。 誹謗中傷ではなく事実なのですからご遠慮なく公表すべきです。 そういう情報が得られることでこの場の意義も高まるはずです。
補足
補足いたします。 ・正転・逆転両用モータです。 ・ブラシ付きモータです。 ・ブラシの当たり方は正転時と逆転時で同じか どうかはメーカーに問い合わせようと思います。 ちなみにギヤヘッドの減速比は200です。負荷としては30mNm程度掛かっています。
『ギヤードモータ』と言っても各社いろいろあり答えられません。 どこの何（型式）を使っているのか教えてください。
補足
メーカー名については伏させて頂きたいのですが（メーカーさんの名誉を傷つけてしまいそうで...）、まあ有名メーカーさんのモータです。といってもカスタムで作って頂いたので、弊社専用のギヤードモータです。ギヤヘッド内のギヤの噛み合わせ等で発生しやすいのかなとは思っているのですが、一般的なご意見でもアドバイス頂ければ幸いです。
補足
結論としましては、一応原因を突き止めた上で「ごめんなさい許してください」で押し切りました。 原因としては、 ?CW,CCW回転で、歯車の噛合い方向が深くなる方向、浅くなる方向が出ますが、ギヤードモータ出力軸に取付ける平歯車がかなり先端になっているため、より噛合い方向の差が大きくなってしまった。 ?コスト優先で考えていた為、減速部の歯車精度はなるべく下げていた（焼結歯車を組み合わせたりしている） ?ギヤードモータの単体モータ回転数を限界まで上げて（2万rpm以上）、減速比でトルクを稼いでいた為、コストを押えたモータは出来たのですが、騒音面から見ると不利な仕様であった。 以上のような原因をつきつめた上で、コストを最重要視し、本モデルについてはギヤ部に塗布するグリスを消音性の高いものへ変えただけで押し切りました（グリスを変えても大して変わりませんでしたが）。 いろいろとアドバイス頂きまして助かりました。有難うございました。