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サブミクロンオーダーの精度で、治具穴あけをする方法は?
- 金属製の板にサブミクロンオーダーの精度で穴を開ける方法を知りたい。
- 穴の直径を0.701mmや1/1000刻みで選別したい。
- 治具穴あけに詳しい方、教えてください。
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穴径と深さにより方法が異なると考えられます。 この値はどの程度ですか? 又メタル材質は何ですか?
金属の板に微小な穴を開ける事は可能ですが、そのサブミクロン単位の精度は現実的ではありません。理由は小穴加工を行う場合(穴のサイズにもよりますが)、一般的なケースの場合、回転数を上げることが多く、高回転域の加工では通常の切削加工では考えられないような現象が起こります。例えば、5円玉を加熱した場合、硬貨の穴は全体的に膨張しますので広がりますが、高回転域で加工を行った場合、部分膨張が起きて穴は縮小の方向に動きます。この縮小率の計算は非常に難しく、生の(熱処理をしていないという意味合いです。)金属の場合は縮小の方向性も安定しませんので現在、弊社で加工できる精度は真円度、穴径、ピッチなど全てレンジで2μが限界です。縮小率の計算を行ってもこの程度ですので、仮に加工が可能であってもコストは驚くほど高価なものになると考えられます。またスルーホール方式の検査の場合、穴の内面状態も大切なファクターになると思いますが、EDM等の加工方法では求められる表面状態にするのには最終的に研磨を行わなければならず、これも現実的では無いと考えられます。
- 参考URL:
- http://www.jng.co.jp
お礼
大変勉強になりました。 やはり難しいようですね。 有り難うございます。
サブミクロンオーダーの穴をたくさん開けるより平行なスリット(調整用に可変にするとか)を作った方が簡単だと思います。通過検査の場合、効率も良いと思いますが・・・ 以上、ご参考まで。 当社で治具設計等お手伝いできます。
お礼
なるほどそう言う発想もあるんですね。 たしかに通過通過検査だと安く上がりますし 簡単にできますね。 早速試作してみます。またお手伝い願うかもしれませんが、一度やってみます。 有り難うございます。
補足
ワークサイズはΦ0.670、全長は約3mmですので それが通る穴になりますが・・・ 材質は銅にになります。(切削品) これぐらいの情報で如何でしょう。