- 締切済み
技能の必要性はない?技術者に求められる能力と転職の悩み
- 技術者にとって技能の必要性はないのでしょうか?現場実習での経験から疑問を感じています。
- 転職を含めて悩んでいる技術者の方へのアドバイスをまとめました。
- 理想と現実のギャップ、会社の体質などについて考えています。
- みんなの回答 (20)
- 専門家の回答
みんなの回答
たくさん回答が寄せられていますが、私も一言。 kinko-zさんの言われるように、「見る」は難しい。 みる:見る,看る,観る,視る 眼:密眼,漠眼,童眼,洞眼,慈眼,自在眼 と、同じ「みる」でもこれだけの見方があります。 安全上,品質上の管理から機械が触れないことは、諸先生方の解説のとおりですが、いろいろな角度から「みて」、「何故」を沢山見つけてください。 その中から「じゃあやってみな」が飛び出してくるかもしれませんよ。
結論から言わせていただければ、もし今の体制で自分の興味、意欲の沸く仕事が出来ないようなら、転職です。 「見てろ」という意味と会社の体質が見えません。ただ黙って仕事を見ていろと言うことでしょうか。見ていても、言葉で現場の人に説明を聞くことが出来るでしょう。また製造標準所に管理項目、または重要事項、技術的説明が書いてあるはずです。そういった物は見てはいけなかったのでしょうか。 ある意味、いつでも辞めてやるの気持ちで、会社の技術を盗めるだけ、自分のものにする意欲は必要です。 結局私は、プロフィルに書いてあるように、希望退職制度と言う名で辞めることになりました。 自分の納得できる方向で生きるなら、すぐにでもやめれるような技術を身につける方向で進むべきです。 会社の体質として、時間の感覚が無い会社は成長がないと、私は思います。製造装置、鉄の温度、等から工程管理の管理項目、そして新しい一歩を踏み出すために何が必要かにいたると思います。 思いつきはある意味大事です。しかし、我々は実験の上で工程に当てはめます。 その基本を、見ているだけで何が得られるでしょうか。まさか、現場の人の誰がどんな生活をして・・・・、でしょうか これもある意味工程を管理する意味では必要ですが、会社に入ったばかりの人に必要でしょうか。 逆の意味で、会社は粗鋼である程度の市場を持ち、時間にあくせくすることなく、悠々と前に進むことで、会社の地位が向上する場合も有ります。(ある意味特殊な会社) 一般的には、基礎と応用を身につけることだと思います。 それと、onirikiさんがマスターで学ばれたことを現場に活かす方法を考えてください。 もし、その方法が無いようなら、転職を考えた方が良いです。 今なら、この理由で他の会社が採用してくれるでしょう。 時間がある程度立ってしまうと、行動の遅い、ルーズな者と取られる可能性もあります。 自分の生きるべき方向と照らし合わせてください。
#3です ちよっと見ないうちに一杯増えてる,3時間で7つスピード記録だな >その際、現場の方の意見も重要ですが、やはり自分で経験しておくことが重要ではないかと考えていました。 あまり張りきりすぎると息切れしますよ デキルヤツに共通する事ですがいきなり全速力で走らないように 先ほども書きましたがプラント系は気長に 自動車系や電気系の会社はスピードが命 プラント系は粘りと根気が必要 短距離ランナーとマラソンランナーの違い見たいな物 でも,”気長にやっているようなそぶり”は廻りには見せないように サボっているように取られる >会社の規則でスタッフが作業を行なっているところを上司に見つかるとものすごく怒られます。 >禁止事項なのです。 これは安全管理上と品質保証上必要な事です プラント系の会社は安全管理にかなりやかましい 現場の人が良い人で「操作しても良いよ」と言っても迂闊には乗らないように 規則違反で貴殿が叱責を受けるのは当然としても ”操作を許可した人”の方がひどく責立てられる事となる 誤解しないで頂きたいのですが「やらないように」と 言っているのではない 昔の徒弟制度でもありませんが「技術は盗むもの」 この法則は今でも生きています 特にこれからの季節はかなり暑い 若いからと無理をしないで適当に息を抜くのも技術のウチ kinko-z>頑張って下さい・・・じゃなくて、楽しんで下さい。 その通り 楽しんで盗め!
贅沢な悩みです!大学1年時に基礎的な事をやって来た、作業をしてきたものと会社側は判断しているのでしょう。それと、作業者を育てるのでは無く、技術者を促成しようとする会社側の意図がうかがわれます。確かに貴方の言われる事は正論です。技能オリンピックへ参加される会社と、最終製品でない原材料を作る会社では、当然ながら方針等は違います。昨今の日本企業はその所、物作りを根本から考え治す必要は、感じる事は有ります。その時に成ったら方向転換を提唱等を都度するのが、日本企業です。
- 参考URL:
- http://www.yukawa.co.jp
onirikiさんのように、技術について熱く語りたいみなさんの交流の場が下記URLにあります。 始まったばかりで、まだ内容は熱くとまでは行きませんが もし、悩みとかあれば書き込んですっきりされては如何でしょうか。 それにしても、kinko-z の回答は、すばらしい。
onirikiさん、あんたは偉い! 最近の学生は・・・・と、いつも言っているくちなので、あなたのように与えられた環境から一生懸命課題を探すという視点は、とても素晴らしい!と、つい感激してしまいました。皆さんから激励のメッセージがたくさん届いたと思いますが、私からも一言!(と言いつつ、長文になってしまいました。ご勘弁を!) 大丈夫です。一生懸命、色々なものを見て下さい。ただ、科学者の目で深く見ることが大切です。そのために大学院まで行ったのでしょう? 禁止事項ということは安全面での配慮だろうと思います。若い人に(あるいは素人に)事故を起こされたのでは会社としてはなんとしても避けたい。そのための規則です。 見るだけでは・・とおっしゃいますが、「見ること」を甘くみてはいけません。工作機械など良く見て下さい。主軸台やベッドの構成と剛性がきちんと理解できますか。一つ一つの部品の機構・機能や組み付けのセンスが解りますか。そして、静的な強度や撓み、動的な振動や熱の解析など、見通しがつきますか? 見れば見るほど、無駄のない形状であり、良いバランスだということを知ることになるでしょう。そして、一日一個ぐらいは「発見」があっていい。こうした「発見」を「楽しみ」にするくらいの余裕がほしいところです。 私(もう50歳です)のようなものでも、汎用旋盤の構造で時々発見があり、その日はとても幸せな気分になります。汲んでもくみつくせないほど、先人の知恵が凝縮しているんです。その知恵を自分の目で「発見」する。自分が考え出した訳ではないけれど、ちょっと感激するんです。 技能は奥が深いので、それはそれで「とても面白い」ものです。しかし、技能だけで圧延プラントはできません。あなたに求められているのは、大学院で鍛えた科学的な視点です。その視点でプラント全体を見つめ直すことです。技能はあなたの科学的視点を補ってくれますが、多分、今はそうならないでしょう。 上司に十分信頼されてからでも遅くはありません。そうなれば機械に触るのは、いや!と言っても触らざるを得なくなります。技能の面白さや奥深さと、技術との絡みを知るのはもっと先のように思います。 結論:10年我慢できたら、あなたはきっと会社になくてはならない人になれるはずです。頑張って下さい・・・じゃなくて、楽しんで下さい。
スタッフと言ってもどのような仕事に就くのか今一わかりませんが いずれにしろ現場を知っていることは良いことです。 > 自分ではもっと色々な機械に触れ、”実際どういうものなのか”を理解すべきだと思っておりました。 すばらしい考えだと思います。 技能の修得は完全ではなくともある程度経験が有ればスタッフとしては十分でしょう。 ただし、手を動かしての話です。見てるだけはもったいない。 思うようにならないからと言って転職を考えるのはちょっと早いのでは 現場の作業を経験したかったらまだチャンスはあるかも知れません。 今の内に現場の人と仲良くなっておいて折を見て教えてもらうこともできるのでは? やる気があるならすぐに転職など考えないでがんばってみてはどうですか 応援してます。
こんばんは 前出の回答者と少し違う事を 誤解されるのを承知の上で 企業としては従業員を教育するのもコストの問題 配属した従業員に当面使わない技能を教えるのは時間の無駄 極端な話貴殿に経理の仕事を教える確率は少ないでしょう 確かに色々な機械に触れることは大事ですがそれよりも優先して覚えなければならない事が 多いだけです 因みに私は電機設計を約20年やってます 最初の2年くらいはただのパシリ 5年くらい経ってやっと一人前 貴殿の回答履歴を拝見するとかなりデキルヤツとお見受けしました 最近は工業系大学を出てもドライバでビスを締める事も出来ないやつがいます その様な連中とは比較る方がおかしいのですが 高炉メーカとの事ですのでそれに付いても少し 一般にプラント系は時間が掛ります 一つのプラントを設計,建設して試運転まで持っていくのに23年くらい掛るのも当り前 へたをすると10年掛る もっと気長に たった3ヶ月で飽きるのならプラント系の会社には向きません
お礼
早速のご回答とお褒めの言葉を頂き、ありがとうございます。 上司もやはりコストの問題ということを言っておりました。 スタッフは、 どうしたら良い製品を安定して作れるか、 どうしたら現場の方が楽に操業できるか、 そのためにはどのような設備が必要か? などを検討・実行するのが仕事だと認識しております。 その際、現場の方の意見も重要ですが、やはり自分で経験しておくことが重要ではないかと考えていました。 現時点では、理想と現実とのギャップに戸惑っていますが、もう少しがんばってみようと思います。
私は間違いだと思います。 スタッフの方も現場である程度は経験を踏んだうえで 管理等の仕事に携わったほうが、製造プロセスや現場の苦労が体で体験できるのですから、その後の仕事には必ずプラスのはずです。だからといい、技能の習得には何年もかかるものですから、難しい部分も確かにあるでしょう。 私自身現場が長いものですから、よくわかりますが、 現場の作業者も管理側の大変さが、理解できない方も多いのも現実だと思います。
お礼
早速の御回答ありがとうございます。 質問した時点でこのような意見の方が多いとは思っていました。しかし、間違っているとはいえ、高炉メーカーは長年このような体制を取ってきたそうです。この現実をどのように捕らえ、どうすれば良いのかを教えていただければ幸いです。
溶接や旋盤、設備の運転などの技能は、必要に決まってます。これらの技術で目で見た程度でわかるものなどありません。実際に、自分の手を汚し、叱られながらも、技術を習得しようという姿勢を見て 現場の方々からはじめてスタッフとしての信用を得られるのです。 こんなことを人に聞かないわからないとは、 かなり、甘えた人生をおくってましたねー。
補足
甘えた人生で申し訳ございません。 なぜ、このようなことを人に聞かなければならないかというと、自分では当然必要だと思っていました。しかし、会社の方針として、スタッフはそのような作業をしてはいけないことになっています。この矛盾を解決したいと思い質問したまでです。いくら匿名のサイトとはいえ、 >こんなことを人に聞かないわからないとは、 >かなり、甘えた人生をおくってましたねー。 は余りにも酷いのではないのでしょうか?
- 1
- 2
お礼
御回答ありがとうございます。 >技能の修得は完全ではなくともある程度経験が有れ >ばスタッフとしては十分でしょう。 私も同意見です。 しかし、実際に手を動かしたいのですが、会社の規則でスタッフが作業を行なっているところを上司に見つかるとものすごく怒られます。禁止事項なのです。 でも確かにまだ転職には早いですね。がんばっていこうと思います。応援ありがとうございます。