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SUS304との組み合わせで焼付き難い材料
- SUS304との組み合わせで焼付きが起こる問題を解決するために、湿度に強く錆びにくい材料の組み合わせを探しています。
- 現在、SUS304ナットを使用している機構で焼付き問題が発生しており、真鍮に変更すると精度の問題が発生しました。
- 湿度の高い環境で機構が使用されるため、柔らかめの材質のナットと硬めの材質のネジ部を組み合わせ、グリス不要の材料を探しています。
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こんにちは、 sus420J2か硬化析出系6sus630を組み合わせてはいかがでしょうか?
グリース変更で一発で解消します。 この材料の組み合わせで摩擦係数は圧力の変化に拘らず一定です。面圧10kg/mm2で100万サイクル以上は持ちます。MoS2グリースはせいぜい30万サイクル程度で尚且つ摩擦係数が一定ではありません。 更に非鉄金属の潤滑には不適であると思います。 重量物とは何千トンくらいまでですか? kg/mm2で教えていただければ助かります。技術資料、経験あり
ちょっと根本的な事から外れますが、部品が小さいので、モリブデングリスを塗布して実験してみては・・・その場しのぎになるかも・・・ 古い所有車が旅先でエアコンのアイドルプーリのベアリングが焼き付きかけた時にサンプルで貰ったモリブデングリスを隙間から吹き付けたらその後数年間廃車まで持ったことが有ります。 味をしめて、洪水の時に水没したセルモーターを分解したときに塗布して大失敗!アマチュア同士通電してセルモーターが回転しない!余談でした
#10のものです。 やはりナット厚さ7mmは薄すぎだとおもいますよ。 一般に上下動の場合はガイドを設けてもネジ1点押しでは、たとえ正確に重心位置で押しても姿勢が不安定になりがちです。(お盆を指一本で上げ下げするイメージ) その姿勢の崩れはナット部にモーメント荷重としてかかることになります。ゆえにナット巾が薄いと大きなこじれにつながります。 対策としてはナット厚さを厚くする、ナットをスパンをあけて2カ所設置するなどが考えられます。 あと、移動体自体にナットを設けず押しボルトの様な使い方もありかな?と思います。移動体と押しボルトはリジットに接続せず、フローティングナット+アジャスタフットの様にフレキシブルにつなぐといいのでは? ちょっと情報不足の中で想像での回答なのでやりにくいんですが参考まで。 --------------------- ちなみに私の想像は ・簡易ガイドあり ・移動体にナット ・ネジ1点押しでネジが回る の上の回答です
現時点では根本的な改善(設計変更)が難しいようなので、ナットの表面処理で逃げられませんか? 例えば参考URLなど幾つかの方法があります。
お礼
ありがとうございます。 しかしながら、あまり特別な処理は考えたくない という意向もありまして・・・。 でも、参考になります。
自己潤滑性を有した金属で錆ない物はないと思います。 ナットの部分が7?との事でネジ1山あたりのスラスト荷重が過大であれば何をしても駄目でしょう。 先に使用した黄銅はC3604Pでしょうか、これとの比較でネ-バル黄銅を試されたらば如何でしょうか、黄銅の中では耐食性、機械的強度、自己潤滑性など優れたものです。(船舶に使用されている黄銅ですので錆に関してはC3604よりかなり良いものです) 材料硬度がHv250あると良いと思います。
お礼
その様な材料もあるのですね。 当社は金属系のノウハウがあまり無く、大変参考に なります。 ちなみに、ネジ1山辺りのスラスト荷重に対して、ネジ山 が破壊する、しないの計算手法をご存知であれば、 教えて頂けると幸いです。 図々しいですね・・・。
またまたこんにちは#8です。 >高温ではなく、高湿なのです。 しつれいしました。おっちょこちょいは直らないですね。 高温でないとするとナットは樹脂の含油かそれ自体に潤滑性のあるもの(バンドー化学,オイレス工業等)が考えられます。私ならどちらかに相談します。 太さ分かりませんがナットL7mmが短すぎるのが不利な要因でしょうか。送りねじ基準径の2倍以上がのぞましいです。 概略が分からないのでこの辺までしかいえません。
お礼
送りねじの基準径の2倍以上ですか・・・。 現状の機構では無理ですね。 しかし、次の物件では機構の見直しを考えています。 大変参考になります。 当社にはその辺の経験が無い者ばかりなので アドバイスも得られなくて困っていました。
#9のbigheartです。 > 03-07-18 12:52 一度、THKなどを調査したのですが、送りねじ部が全長約70mm程度の棒材にM8タップ、ベアリング装着部、カップリング装着部と加工がややこしく、無理そうでした。 大きさなど全くわかりませんので返答に困ります。 概略でも教えていただけると選定も可能だと思うのですが如何でしょうか? 補足を御願い致します。
軽荷重ですが、軸がSUS304の四角ネジ(ポイント)、ナットがC3604Bで実績はあります。ナット側に油溝を設け(ポイント)グリースアップしています。 ちなみに、ネジには軸方向荷重以外はかからないようにして(ポイント)横荷重などはガイドを設けています。 あと湿度が高いとSUSと真鍮は軽度の電蝕?を起こすみたいです。シーズンオフ等でネジとナットを長時間止めたままにしておくと、よく固着しています。油分があれば問題ないようです。(要注意) ただしatomさんのケースの方が条件は過酷みたいですので参考程度ですね。 ※( )は私が気を付けている箇所 私だったら、この条件より厳しくするならナットをオイレスメタルや大同メタルの削りだしで検討します。(同様の系統でスベリ軸受け用樹脂も含まれます→但し値段の高いやつ)やはり何らかの潤滑は必要と思いますよ。 では、頑張ってください
お礼
ナット部が厚み7mm程度で四角ネジ、台形ネジの 選択が厳しいんです。 しかし、SUSと真鍮の固着というのは新情報です。 ありがとうございます。
基本的なことを書きますが 通常の固定用ネジは締め付けるためのみを目的に造られているため加工面精度は良くありません。 締め付けていないので面接触でなく点接触になっている可能性もあります。(偏芯の可能性) したがって上下搬送などに使用すると荷重によりネジ部に擦り合せが起きます。 この時に同じ材質でしたら材料が削られ削られた粉が悪さをし焼き付けを起こします。 異種材でしたら粉は出ず、削られやすい側の材料を削ってしまうためにネジ部が無くなってしまいます。 雰囲気が高温で尚且つ安価にする必要性はあるでしょうが、このような場合に固定用のネジを安易に使用するのは基本的に間違っています。(問題発生の素) 前回答にあるように目的に合った機構と材質を選択することを推奨いたします。 偉そうですが、それが設計の基本だと思いますよ。 もしも私でしたらTHK・NSKなどのカタログを引っ張り出して材質の耐熱性・磨耗性・価格など検討していると思います。 ちなみに樹脂など熱に弱そうに思えますが中には300℃くらいまで耐える材質(ポリイミドなど)もあります。 答えにはなってないと思いますが、ご参考までに、
お礼
一度、THKなどを調査したのですが、送りねじ部が 全長約70mm程度の棒材にM8タップ、ベアリング装着部、 カップリング装着部と加工がややこしく、無理そうでした。
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お礼
まさしく、ゆういちさんの想像通りです。 なるほど、確かにおっしゃっる通りだと思います。 ナットを2箇所という方法はスペース上、厳しいのですが ナット厚みを厚くしてやれば、2箇所にする方法よりは 効果が無くても、安定性を向上させる方法には なりますよね? 押しボルトの方法は、削りカスの発生、押される側の削れによって、上下量が管理出来ないので厳しいのですが・・・。