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Oリングの検査方法
- 圧力容器に使用されるOリングの検査方法について
- 漏れ検査を行う際に問題が発生している状況について
- Oリングの切れを検出するための有効な方法について
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kinko-zです。 ヘリウム・リークディテクタとは、#3でも説明したとおり、試験容器を真空に引き、外部からヘリウムガスを吹きかけて「漏れ」を調べるもので、ヘリウムに特化した質量分析計とも言うべきものです。最近は高性能でポータブルなものが各社から発売されています。 Oリングが切れている(傷が付いている)状態ならば、ほぼ100%検知できますが、設備費用が高く、真空排気装置と合わせて300万円ほどかかると思います。 ヘリウム・リークディテクタについての詳しい説明はここでは煩雑になるので、早急にWebで紹介したいと思いますが、一応、アネルバのWebページを紹介しておきます。
すでにお二人の回答がありますが、違った観点からコメントします。 圧力容器のリングシールの漏れ試験ですが、高真空容器の漏れ試験器(ヘリウム・リーク・ディテクター)が便利です。 ご指摘のような、Oリングの切れも、確実に検出できます。 ヘリウム・リーク・ディテクターは、容器内部を真空に引き、外部にヘリウムガスを吹き付けて、真空引き系に接続されているヘリウム・ディテクターによって定量的に漏れ量を測定するものです。 漏れの種類や容器の形状・形態など、残留ガスの影響もあるので、漏れ試験による判定はある程度経験が必要ではありますが・・・ ULVACやANELVA(メーカー名)やヘリウム・リークディテクターをWeb検索してみて下さい。
お礼
ありがとうございます。”ヘリウム・リーク・ディテクター”ですが、これはどういった物でしょうか? まず、ヘアリークテスタで良品と差が出ていないようなoリングの切れでも、ヘリウムリークディテクターなら良品と差が出てきやすいのでしょうか?
はじめまして uniplanさんの意見と同じです。 静圧下ではなく、ダイナミックな動きをさせた時にOリングの密着している部分に変化が現れます。 油圧の場合は油の侵入、空圧の場合は微細気泡の侵入。 それらの存在により完全密着している状態との差異現象が徐々に現れはじめます。 ただ致命的な現象として現れにくいのでしょうが、それらの影響の微細な変化を どの様に検知し判断するかが、設計者や企業の大きなノウハウなんでしょうね 製品をバラして見るわけには行かないでしょうから困ったもんですよね(笑) それと、以前の経験から動圧ではなく静圧において限界圧をはるかに超えた圧力印加時に 正常品とは違う挙動を示すと思いますのでやってみればどうでしょう? あまり参考にはなりませんが、すみません(笑)
お礼
ありがとうございます。 リークテスタの使用範囲内でエア圧を上げてみましたが、差が出てきませんでした。 やはりみなさんこのように苦労しているんでしょうかねぇ。
こんにちは、 お問い合わせの件、加圧時「まったく漏れが無い」 のであれば、リークテストでは精度を上げても無理ですね。。。考え方を変えて、「検出したいワークの特性」に着目してはいかがでしょうか? 例えば切れのあるオーリングは、「静圧では漏れないが加圧減圧を繰り返すと漏れるときがある」等 したがって、加減圧等によるリークテストを実施です。 過去このような装置を作ったことがありますよ。
お礼
ありがとうございます。 まず”漏れが本当にあるのかないのか”水没させてかくにんしてみます。
お礼
ありがとうございます。 検査物を水没し、長時間高圧エアーを送り込みましたが、気泡が全然でなかったため、不可能かと思いました。