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SPH材への斜め穴あけ
- SPH材板厚8mmのフランジ(□80)の中央にφ50の穴を斜め(30度)にプレスにて打ち抜きたいのですができると思われますでしょうか。
- 機械加工はコストupとなるためやりたくありませんが、この角度の斜め穴はプレスでは難しいかもしれません。
- 穴の精度はラフ穴を打ち抜いてシェービングをかけることで、穴精度±0.2程度になると思われます。
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少々遅くなりましたが回答させていただきます。 プレスにて加工、加工回数は2回そして精度は±0.2(30°の時)の真円度、生産数月2000個、片側ダレOKと言うことですが、断面はどうなのでしょう?後工程で溶接が有るのでそれほど厳しい要求は無いと思いますが、断面の要求が厳しくなければ ?材料を水平状態で47×43(トライで数値は決めてください)の楕円のパンチで穴を明ける。 ?30°傾けてからφ50で穴を明ける。この工程はシェービングに近い状態です。 この工程で加工すれば、パンチへの荷重が相当削減できると思います。パンチは有効刃先を5mm位にして残りは細くすると良いでしょう。抜き荷重は50TONくらいでストリッピング力は2.5TONくらいの設定で型を設計した方が、良いでしょう。(ストリッパー可動の場合)パンチ・ダイス共にSKD11クラスで十分だと思いますが、パンチには表面処理をしてください。それともう一つ気になるところが有ります□80にφ50ですと肉の薄いところが15mmなのでその部分は多少めくれ上がる可能性があります。これを押さえて加工するのは普通のプレスでは困難ではないでしょうか?
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打ち抜きのダレは、出ると思いますが、打ち抜き型の剛性や形状、板押さえ等を工夫すれば、8mm程度の板厚の斜め打ち抜は可能だと思います。 生産数はどれくらいでしょうか? 型の持ちは悪くなると思いますが・・・ また、穴精度とはどこのことを示すのですか? 実際には楕円穴ですが、30度の時の真円度? ダレは不可でしょうか?(片面はOK?)
補足
回答ありがとうございます。補足ですが、生産数は2000個/月。穴精度とは30度の時の真円度のことです。相手プレスシェル品とのはめあい後、内周溶接します。少々のダレは片面だけならOKです。 型構造、型材質、剛性など特に気を付ける点などありましたら教えてください。
お礼
回答ありがとうございます。なるほど1工程目を楕円パンチで穴を明けるのですか。参考になりました。