- 締切済み
フランジ座の形状について
JISフランジ座形状でRF、FFと有りますが、設計の際の使い分けはどうすればいいのでしょうか? 代表的な使い分け方を教えてください。 主な用途は、センサーの取付です。 基本的な質問ですみませんがどなたか教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
noname#230359
回答No.1
一般的には,以下の理由によって,ねずみ鋳鉄のような脆い材料には,FF,ステンレス鋼のような延性材料には,RFのフランジを使用します。 (1)ガスケットが全面座用(ガスケット外径がフランジ外径と同一)の場合,フランジがFFであれば,フランジに曲げ応力は作用しません。 (2)ガスケットが平面座(ガスケット外径がフランジ外径より小さい)の場合には,フランジがFF及びRFともに,フランジに曲げ応力が作用します。 (3)同一フランジを,同一ボルト・同一トルクで,ガスケットを締め付けた場合に,上記(1)では,ガスケット面圧が低くなります。上記(2)では,ガスケット面圧を高くできるので,高圧に適しています。 したがって,脆い材料では,フランジFFをにすると同時に,全面座ガスケットを使用する必要がありますが,高圧あるいは浸透性の高い流体には適しません。
お礼
ありがとうございます。 丁寧な御回答頂き感謝しています。 今後ともよろしく御願い致します。