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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ハードクロムメッキの耐熱温度)
ハードクロムメッキの耐熱温度は?
このQ&Aのポイント
- ハードクロムメッキはどの程度の温度まで耐えうるのでしょうか?
- ハードクロムメッキの耐熱温度についてご存知の方、教えてください。
- 私たちはハードクロムメッキをしたロールを使用していますが、その耐熱温度が気になります。
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noname#230359
回答No.3
遅くなりましたが。 1 耐酸化性 金属が酸化物になると体積変化が生じます。この体積増加率が1より小さいと酸化膜は隙間だらけになります。Cr->Cr2O3の場合だと、1->2.07で酸化膜によって下層の保護にはなりますが、1より大きいため、酸化膜に圧縮応力が生じます。酸化膜の成長に伴ない、応力の蓄積で膜が脱落してしまいます。クロムの場合、600℃とされています。 2 高温硬さ(熱いときの硬さ) クロムめっきはめっき直後には8001000HMVの硬度があります。200℃を越えると硬度は急激に低下し始め、600℃では180HMV位になります。 3 熱処理後硬さ(熱処理後の室温での硬さ) 脆化除去のために200℃で熱処理しますが、この温度での硬度低下はありません。 300℃でも問題ないですが、400℃を超えたあたりから低下しだし、600℃での熱処理が行われたものは600HMVになります。(熱処理時間:1時間) こんなところでよろしいでしょうか?
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noname#230359
回答No.2
耐えるというのを硬さに限定して回答します。 めっき直後の硬さはHV9001000ぐらいです。 この硬さは300℃以下なら保てるでしょう。 しかし、それ以上になると、600℃でHV500、800℃でHV200まで下がります(文献値)。 柔らかくなると、磨耗量は多くなるでしょうね。
noname#230359
回答No.1
温度に耐えるというのはどの項目なのでしょうか? 1 耐酸化性->酸化物が脱落する。 2 高温硬さ->使用時に曝される高温で硬さが低下する。 3 熱処理後硬さ->脆化除去などのための熱処理後、室温での硬さが低下する。
質問者
補足
回答ありがとうございます。 1.2.3すべてにおいてです。
お礼
大変参考になりました。今後も質問させて頂くことがあるかもしれませんが、何卒宜しくお願いいたします。ありがとうございました。