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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:酸による金属腐食)
金属腐食とは?硬質クロームメッキの剥離方法について
このQ&Aのポイント
- 酸による金属腐食について解説します。
- 金型の硬質クロームメッキを塩酸512%の剥離液で剥離すると、母材に腐食が見られます。
- 腐食面にスパッタリングによる膜を再処理する場合、剥離してしまいます。母材(SKD11)を腐食させないメッキの剥離方法について知りたいです。
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noname#230359
回答No.2
アルカリ陽極電解でも表面が荒れているというのは、ちょっと疑問に思えますが、ひょっとしてクロムめっきの前処理で素材表面を荒らしてしまっているのかもしれません。 通常、10wt.%程度の水酸化ナトリウムでの陽極電解では、鉄素材は陽極溶解しません。 めっき前処理の可能性は否定できないでしょうか?
noname#230359
回答No.1
クロムめっき剥離後のスパッタ膜が剥離する原因は別として、クロムめっきの剥離は、素材が鉄材の場合、アルカリ溶液中での陽極電解でも可能で、この場合、鉄の腐食は生じません。 ただ、鉄表面陽極酸化を生じる可能性がありますので、ご注意を。強固な酸化膜だと、同じようにスパッタ膜が密着しないかもしれません。軽く酸で洗浄すれば、この酸化膜は除去できると思います。 スパッタ膜が剥離したのは、塩酸で剥離した後の洗浄に原因があると思います。鉄材を溶かすほど塩酸が濃くないとはいえ、剥離目的で浸漬するのですから、かなり長時間の浸漬になるはずで、そうなると、めっきの薄い部分の鉄素材は長時間塩酸に曝され、一部は確実に溶解するでしょう。これを水洗したときに、鉄の水酸化物(平たく言うと鉄錆)が、素材の表面に付着しているのだと思います。粉をまぶしたような状態なので、スパッタ膜が剥がれたのでしょう。