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かす上がり防止の方法
- かす上がり防止について、ジェクターピンやエアーを使わない方法を紹介します。
- 単純な形状のかす上がり防止には、丸穴や長円、長方形などの形状があります。
- これらの方法を使ってかす上がりを防止することができます。
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ヒントだけ・・・。 10パイの穴に10.01のピンゲージは 通りません。 と言うことは・・・。 私の会社では20年前からカス上がりで困ったことはありません。主な板厚は0.10.3です。
穴の大きさや板厚が分かりませんので、具体的に数値で書きます。 材質SS400の板厚5mmにφ15の穴の場合パンチをφ15、ダイスをφ15.5にてダイスの上面より3mm程度まで加工しそれより下をφ15.4に加工します。こうすると剪断が、終わった後にダイスに押し込む形になりパンチに付いて行くことが、無くなりました。但しφ15.4の部分は、あまり長くすると加工圧力やパンチに掛かる荷重が大きくなるので注意してください。
はじめまして 以前型屋を やっておりまして 私も毎回型を作るたび カス上がりの 問題には頭を悩ましました 弱電の薄板カラ-鋼板の抜きでは ジェクタ-ピンを入れても 使っているうち 塗料のカスで 動かなくなったりするので No.1の方のように ダイにダイヤで傷を入れて クリアランスを部分的に変えたり 部分的に 抜きテ-パ-をほとんどなくしたり(昔ミスミでそんなボタンダイありましたよねえ) No.2の方のように シャ-角つけるのが一般的でしょうか 物によっては パンチの先に 山を残して研磨したりもしましたが 後のメンテがめんどくさい 型代が取れるなら シャ-角ですかね 余談ですが、型屋を止めたのも 末端の型屋では いい型作れなくなったからですしね 最初からクリアを小さめにして 上手くダイヤですったら バリも 気にならずに カス上がりも 安く止めれると思います。
№1:(2)ダイ切り歯にテーパー形状などをつける:の補足です。 実際には試したことはありませんので、具体的な数値は言えません。 簡単な注意点ですが、 打ち抜きの場合『突っ込み代』をとっているはずです。 パンチをダイに突っ込んで、パンチが下死点になったときにダイの切り歯とパンチが干渉しない程度にしないといけませんね。 ただ、この方法には弊害があるようです。 先に出た抜きカスが引っかかっているところに次のカスが押されて入ります。このときに先のカスが完全に抜け落ちればいいのですが、頑固として引っかかったままいますと、先と後のカスの間に圧縮空気が発生します。これが悪さをして、パンチがストリップしたのと同時にはね戻される場合があるようです。当然カス上がりになります。 確実性は、 単純な考えでテーパーだけをつけると・・・低いでしょう。 工夫すれば・・・高いでしょう。 一概には言えないと思います。 すみません。参考になりそうにありませんでしたね。
*パンチにシャ-角を付ける。 カスが完全に切断されるとカスがスプリングバックして、下側に飛ぶ力が働きます。 抜きカスのシャ-角側はスプリングバックにより抜きダイより少し大きく成りますので、当然上には上がれません。 スプリングバックによりバンチの切断面とカス面が合わないので、両面が密着性もありません。 *注意点 スプリングバックした抜きカスは抜きダイより少し大きく成りますので、抜きダイの逃げは少し広くした方が良いです。
お礼
シャー角は密着性がないから、かす上がりしないと思っていました。スプリングバックも働いていたんですか。参考になりました。今後とも宜しくお願いします。
あまり詳しいことは言えませんが、ダイの工夫である程度はうまくいくと思います。 ちなみにタレパン加工に関した個人知識情報です。プレスでも似たようなことが言えるとは思いますが・・・。 (1)クリアランスを小さめにする。 ・・・抜きカスをくわえ込ませる (2)ダイ切り歯にテーパー形状などをつける。 ・・・抜きカスをくわえ込ませる (3)ダイ切り歯の内側にボンド状のものを塗付する。 ・・・抜きカスを引掛ける (4)ダイ切り歯の内側面にダイヤモンドヤスリで傷をつける。 ・・・抜きカスに発生したバリでダイに引掛ける(製品バリも出ます) (5)パンチのワークあたり面にダイヤモンドヤスリで傷をつける。 ・・・ストリップ時にパンチとカスの真空状態を避ける など。 下記のURLにノウハウ集がありますので参考にしてみてください。
- 参考URL:
- http://www.conic.co.jp/
補足
回答ありがとうございます。質問があるのですが、(2)の回答は、かす上がりの確実性はどうでしょうか。テーパーは何度くらい付けるのでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。とりあえず、試してみたいですね。また質問したときには、宜しくお願いします。