この架空の事例について詳しく教えて下さい
法律に詳しい方、または実務に携わっている方、この架空の事例について教えて下さい
―――
【事例概要(架空)】
投資コンサルタント会社Aは詐欺、横領、背任の罪を疑われ家宅捜索され、社長ら経営者B、C、Dの逮捕状が取られた。
B、C、Dは海外の違法な投資事業に手を出したが、失敗。それを取り戻そうと、株のインサイダー取引や業務上横領で得た不法な利益で、次々と投機的投資を繰り返すも、すべて失敗する。
その影響で会社Aの経営は逼迫し、B等は会社の財政状態を偽装。
そしてB等は顧客投資家から預かった資金を運営資金(配当等)に充て、さらに管理していた顧客の投資用物件を無断で売却するなど、自転車操業状態に陥っていた。
その後の捜査で逮捕されることになるが、BとCは会社の金を持って海外へ逃亡し、Dのみが逮捕、起訴された。
Dは逮捕当時、会社Aの代表取締役就任したばかりだった。
会社Aは多額の負債を抱えて倒産する。多くの投資家、関連企業に損害を与え、世間を騒がせる。
起訴後、A社一連の事件を巡る刑事裁判と、A社詐欺被害者団体による民事裁判が始まる。
―――
以上が架空の事例なのですが、これは学校の授業の課題で、あくまで素人が作った架空の事例であります。法的な知識がないため、抜けていたり、視点がずれていたりと、細かいところが分からないことが多々あります。この架空の事例の場合においては、
(1)Dには幾つの罪状が付くのでしょうか?(特別法も含めて)
(どこがどう詐欺に当たるのか?)
(どこらへんが横領や背任や特別法の違反に当たるかなど)
(2)この事例の場合、刑事裁判の焦点はどんな内容になるか?
(3)この事例の組織的犯罪処罰法違反の関係について教えて下さい
(組織的な詐欺や横領がこの特別法に上乗せされるのか?)
(それとも会社の詐欺や横領などとは別に組織犯罪処罰法違反が適応されるのか、など)
(4)(B、Cは逃亡のため)Dのみの裁判が始まったとき、Dの罪責のみが問われるのか?
(BやCは罪責、時効などはどうなるか?)
(5)このような事案の場合において、耐震強度偽装問題のように、B、Cの高飛び後、逮捕前のDや事件の関連人物が証人喚問に呼ばれることは、実際にあり得るのか?
(6)被害者団体が民事裁判で損害賠償を請求する裁判を起こした後、どのような経緯を辿って、会社Aの資産残余が分けられていくのか?
(Dの出廷の可能性など、Dはどのように振舞うべきか)
(7)(6)のような裁判の場合、現実的には、どのような風に決着がつくのか?
(8)このような事例の場合、Dにはどんな判決が妥当であると思うか?
(9)最後にこの一連の事件、Dの逮捕から収監までの流れを、ざっと教えて下さい
分かり難く、取り止めもない内容かもしれませんが、宜しくお願いします。