- ベストアンサー
世界で最初に運転免許を取った人はどこの自動車学校に行ったのでしょうか?
- 世界で最初に運転免許を取得した人の自動車学校や経験について知りたいです。
- 最初にアナウンサーになった人の経験や学習環境について教えてください。
- 全般的に最初に特定のことをした人の学習環境について詳しく知りたいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
世界で最初の運転免許というのは日本で発生したんですよ。 明治36年、乗合自動車営業取締規則というのが名古屋のほうで設定されました。 名前でわかるように、バスを運転していいという免許です。 いまでいうと二種免許みたいなものですね。これは「受け入れました」という書類を印鑑をついて提出すると木版の「鑑札」が渡され、これを持っているとバスに乗れ、バスに人を乗せてお金が取れたのです。この記念すべき免許証の1番、という番号をもらったのは岩崎さんという人です。どこかの博物館で今でも見られるはずです。 このルールがあちこちの地方にひろまっていったのですが、これを見てアメリカで明治42年に、運転免許というものができたのです。これはバスの許可ではなく、自動車というものに乗るための登録証みたいなものです。 いいでしょうか、大事なのは、自動車免許は日本で生まれ、次にアメリカに伝わっていったという事実です。 きっちりルールを決めてそれに従うようにしないとうまくいかない、というのは日本の発想様式なんです。 当然ですが自動車学校なんていう発想はありません。届け出をすればいいだけです。 で、鑑札制度が変わったのは大正8年の自動車取締令施行からです。 ここで運転免許というとらえ方に変わりました。昭和8年に、普通車特殊車というような仕分けをした免許証になりました。 いままで単なる登録であり、要するに古物取引業をする場合に今警察署に言って所定要旨に書いて届けるだけで認定番号が発行されますけど、それに近い状態だったのです。 それが、今でいう普通免許、みたいなものをとるためには交通信号を知っているぞ、法律をわかっているぞ、ということを試験しないとだめだという時代になったのです。ただ、試験はいいけど、そもそも何を知っていないといけないのか、だれが教えてくれるんだ、はまだなかった。 さて、驚くことに昭和35年です。道路交通法というものがようやく出現したのです。この99条に、はじめて自動車教習所の設定が法律化されたのです。 したがって、それは西暦で言うと1960年ですけど、プレスリーが歌いまくるような時代になってはじめて、運転免許教習所ができたのです。 この前に免許を持っていた人間は全部独学で、だから知識は偏っていたと思うし、技術の実技なんかなしに体で覚えたのです。 免許はここまで。 次にアナウンサーですけど、そもそもこの職業は放送がなければ存在できません。日本最初の放送は対象14年の日本放送協会のラジオです。プロのアナウンサーなんているわけないですから、第一声は東京日日新聞の記者の京田武男という人が発しました。このとき放送を仕切っていたのは後藤新平で、この人が目をつけていた女性で翠川秋子というのを、初めてのプロのアナウンサーとして雇ったのです。どちらも、だれに習ったというのではなく、やらなければいけないから仕方がなくだれもいないマイク相手にしゃべるということをやらされたのです。 スポーツ中継などは元銀行員の魚谷忠という人が始めました。 いずれにせよ、人前でものを話すことに抵抗のない人たちが最初を切り開いたのです。 以後、後輩がどんどんでてきて、それを先輩が自分の経験やなにかを教えて慣れるように持っていき、放送業務を繋げたのです。 運転免許と違い、アナウンサーには免許なんかありませんし、それを取り締まる法律はありません。ですから試験を受けるというのは採用試験であってその中で日本語能力の評価がなされたのだと思います。
その他の回答 (1)
あはは。 面白い質問ですね。 運転免許試験の第一号というのはあると思いますが、試験はなかったでしょうね。 申請でもらえたと思います。 だって車自体あまり走って居ない時で、車を運転する人も少ないので、運転免許試験なんていうものすらなかったはずですので。 こういうものは最初は登録制から始まって、増えてきて一定の基準が必要になると、免許制度になって試験などが開始されて行くものなんです。 >最初にアナウンサーになった人はどこで試験を受け誰に研修を受けたのでしょうか? 試験はなかったでしょう。 当然研修なんていうものもありません。 >全般的にそれを最初にした人はどこでどなたに学んだのでしょうか? 学ぶところはありません。仕事の中で徐々に覚えて言ったということです。 新しい仕事が生まれるときは、その仕事をする人たちが基礎を作り上げていきます。すでにあるものしかわからないと、なんでも試験があって教育があると思ってしまうんでしょうね。 AMラジオの文化放送という放送局があるのはご存知でしょうか? あの放送局は、もともと教会が始めた放送局で、アナウンサーなどは教会のシスターなどが交代で行なっていたと聞いた事があります。 当たり前ですが、なんとか学院などに通ってアナウンサーの勉強をしたわけじゃありません。教会の中で教会の仕事をしながら、考えて始められてたと言う事になります。 初めてのことをやっている人たちは、何かのマニュアルがあるわけではありませんから、自分たちで試行錯誤をしながら始めているんですよ。 なんとか学院などでおしえてもらえればよっぽど楽だったでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 しかし、そうなるとここで新たなる疑問が。そんな人たちがそこから免許、資格を与えてしまうようになった、最初の人たちは何の資格も持たずに人に資格を与えるようになった、考えると訳分かんなくなる気もしますが。 最初の人たちは得ですね。
お礼
現役バス運転手ですので興味あるご意見です。 つまりバスが最初だったのですか!面白いですね。昔は信号も交通機関も発達していなかったから、必要最小限なものでよかった、といったところでしょうか? アナウンスも運転も、最初と今では180度違うから現在は時代に応じて変わってきている、と言う事でいいでしょうか?